満足度★★★★
シビアな内容を,ちょっとライトに...
ライトに,と言っても,濃いのがトレードマークですので,甘くはないのですが...
小劇場おなじみの顔ぶれも入り,生死の際どい部分を,淡々と表現。
見どころあり!
満足度★★★
ちょっと見辛い
面白かったのは面白かったのだが、四話モノだからか、なんかいつもの濃厚・濃密さがあまり感じられなったな。なんとなくちょっと見辛かったのもあったので、それも影響してるのかな。
満足度★★★★★
25・31日と2回観させて頂きました
自殺をテーマにしたオムニバスとお聞きしていたので、観劇後を想像しかなり覚悟して観させて頂きましたが、むしろスッキリした感すらある帰路でした。
満足度★★★★★
無題773(13-201)
20:00の回(曇)。19:00に着いたのですが受付していただけました(整理券あり)。19:30開場、対面式(入口からみて向う側、椅子席2列、いつもの客席側は3列…こちらがお勧め)、薄暗い会場、舞台には歪なカタチの大きな積み木(みたいなもの)、上手には机らしきもの、19:57前説(120分)、20:05開演〜22:09終演。幕間、これも薄暗い中、黒尽くめの男女が無言でセットを組み、一礼し、去る。4話とも強烈、当パン(スタッフの方もそう言ってました)にあるとおり「最後まで肩の力を抜かないで」みました。
満足度★★★★
見たことのないOFFOFF
舞台が中心に作られ、両側に客席が。そして舞台セットと呼ぶのかどうかかなりきわどいシンプルな箱が並べられ………。劇場に入った瞬間、良い意味で混乱しました。
この「箱」が4話通じて様々な形に変化し、また具現的ではなく抽象的な美術なため、世界観をうまく作っているのです。
私の一番のお気に入りはリグラー2013。
満足度★★★★
一切弛緩せず緊張感抜群
全編通じて外連味なしの直球勝負の醍醐味。一切弛緩せず緊張感抜群でグイグイくるのが個人的にはJACROWの魅力。今回も期待通り。劇中突然タイトルを演者がいうスタイルも密かに相当好き。
満足度★★★★
構成も巧み
自殺に関する4編オムニバス、身近な人を喪った気持ちが前面に出る2編の後にモダンホラーで気分を変えて感動系で締めくくる構成がイイ。
しかも4編目とカーテンコールの合間の暗転を長めにして涙を拭う間を与えてくれるなんざニクいねどーも。
満足度★★★
充実のカルテデット
開演前の舞台は、期待した舞台美術がない。はずなのに、積み木のようにして舞台美術が出来上がる。アイデアが素晴らしい。
ライティングでの演出が絶妙でした。
自殺というシリアスな芝居を演出する脇の技術力に感動させられました。
役者陣の演技力に魅せられる2時間は、高品質な4つの四(死)重奏が時間を忘れて楽しませてくれるかなりお得なものでした。
残念なのは、観客が両脇に座る対面座席は、舞台上の役者さんに集中できない瞬間が生まれる。私は、芝居の世界観に入り込んで見たいので、最前列を選んで観劇することが多いのです。
初日は、いつもは舞台になることが多い側に設置された席に座る。
今日は、反対側の通常の座席位置側で観劇しました。
張り詰めた芝居で、役者の迫真の演技を目で追う先に対面の観客が視界に入ると緊張感が解かれる。
円形劇場なんかも好きですが、本作品では2方向で観ることを活かした立ち位置を敷いた舞台ではなかった印象でした。
満足度★★★★★
「自殺」をテーマに、「あなたの物語」へ
「自殺」というテーマに真正面から向き合った4話。
最初と最後に、仄かに救いの見えるお話、そして
中2話が逆に無間地獄のようなお話で、構成もよく
時間を忘れて観ることが出来ました。
満足度★★★★
2日目観劇
対面式座席、4編「自殺/死」にまつわる話。
今は目に見えなくても必死になって探せば生きぬく道は見えてくるはず。明るさとは無縁の内容に見る方も覚悟が必要な、平日に見るのはヘヴィーで息苦しい思いをするかも。
が、モヤの中から光明が差すように人はそれだけでは終わらない。いい結末だったと思う。
4話ともとても意義ある話だったが、3話と4話が印象に残った。
約2時間。
満足度★★★★★
4つ目はカタルシス
いや〜な気分で帰宅する覚悟でいたところ、見事に裏切られました。
4つ目の話はまさにカタルシス。
あの自殺の名所では、実際にどんなことをやってるんだろう?
積み木のようなセットも面白かった。美術さん(?)のアイデアには脱帽。
満足度★★★★★
美しい死重奏の響き
圧倒されました。
「死」が放つ、激しい光に照らされ、ただただ驚愕しました。
けれども、美しい弦楽死重奏の響きに酔いしれた
あっという間の2時間でした。
「希望」が、
意識という外界へ放つ光のエネルギーだとすれば、
「自殺」とは、
その何倍にも膨らむ無意識の闇を束ねて支配する
強烈なエネルギーを有することを知りました。
苦しみが外れないのですから!
一人の自殺がもたらす苦しみは、
その人を「死」に追いやった者のみならず、
いえ、むしろそれ以上に、
その人を深く愛する者に対して、より激しくぶつけられる
終わることの無い、「暴力」だと感じました。
決着が、
行き着く場所が永遠に見当たらない闇の旅に
突き落とされるのですから!
でも、だからこそ、
私はこの作品に心から感謝したい!
外れない苦しみを持つ人こそ、
生きるべきだと教えてくださったのですものね、
最終話、声をかけてくださった、内野さん、緒方さん。
・・・~・・・~・・・~・・・~・・・~・・・~・・・~・・・~・・・~・・・
それから、OFFOFFのスペースと雰囲気をとても良く演出された
舞台美術にも、驚きました!
4幕の変化をとても楽しく興味深く構成されていて、
これは、必見です!
人生はまるで、寄せ木細工、積み木くずし・・・
そんなイメージが湧きました。