満足度★★★★
役者の足元が素晴らしい
この距離感でこのクオリティを保てるものなのか感動。
脚本は誰でも書いてみたい内容の域は超えていないが、兎に角役者の実力が目立つ作品だった。
特に足元が素晴らしい緊張感で、ファンタジーもサスペンスも、どんな重みにも耐えられる根を貼って存在感を舞台上に花開かせていた。
小林高鹿。玉置孝匡。へファンコール。
満足度★★★★
ペンギンの公演とはまた違った面白さ
入り口には当日出演者がお出迎え、ウェルカムドリンクならぬウェルカムほうじ茶を戴きながら開場。各自、開演迄場内を物販案内とか座席案内とか注意説明とかしたが、普段とは違う客席の近さによる為か、かなり緊張していた表情も見えたけど、本番が始まってしまえばいつも通りの達者さで見せてくれた。
当日販売していた書き込み台本によると「血脈」=仏教用語と注意書きがあった。
「血脈」は「けつみゃく」ではなく、仏法の伝統の「けちみゃく」の方の読み方らしい。
二日めにして千秋楽。
ほぼ1人芝居のブラックなショートストーリー5篇。話の繋がりが物凄くスマートな見せ方だった。
座布団席あり。ステージから通路やカウンターまで店内大活用。
全編奇妙で暗黒めいて、ちょっと狂気のくすぐりを感じる面白い舞台でした。最後はハイタッチで〆、楽しかったです。
本編約70分+お楽しみビデオ上映(HPにUPされた動画上映、オークション等)