満足度★★★
1人芝居って大変!
office-over.「ウエストバージニア州立大学最期の学内放送」
コンビニでバイトする若者、中年男性、謎の美女を
演じ分けるもどれも中途半端な印象で、
脳の中にシーンが再現されない。
落語の時にも同様な思いをする時があるなと。
演者が話す内容が情報としてしか伝わってこず、
徐々にその話に対する興味が薄れ、眠りに落ちる。
これは、間も含めたしゃべるリズムが重要ではないかと思っていて、
リズムが単調で平板だと100%聞く気になれない。
しかし起伏があれば良いというものでもなく、
演者自身のリズムだけでは、空回りしてる印象になる。
しゃべりの緩急を自在にすることで、
感情の中の起伏を微妙に表現し、
(例えば、喜びのレベルを70%~100%~30%に変化させる。とか)
より多くの観客のリズムとシンクロさせる事が
重要ではなかろうかと。
ま、これは普通の芝居でも同じだとは思いますが、
1人芝居や落語等では顕著に感じてしまいますね。
ハンマーブロス「レボリューション革命」
若い頃の小倉一郎を思わせる
スヌーピー顔の大林剛士が上手い、良い。