満足度★★★★★
登場人物同士が全然絡まないのに
見せるなぁ・・(笑
暑かったし、吉祥寺の駅からも遠かったし、マイナス要素しかなかったけど、
会場に惹かれてなんとなくきてみてよかった。
東京の地理感覚が明確な物語の代わりにぼんやりと舞台の中に落とし込められている感じがして良いと思った。
雑司ヶ谷、代田橋、吉祥寺、目白、渋谷、高円寺・・
わりとそれぞれ名前を聴く機会があっても、
それぞれを陸上を、町中を移動しながら結ぶ機会は、特に地方出身の若い人には少なかったりする。
終電が全てを分ける。
何も考えてなくて、翌日足パンパンにしても良い者だけが、
誰もいない夜の町と町の間を、徒歩で結ぶことができることもある(笑
別に明確な何かが物語られるわけでもなく、
ただ至近距離で目視できる表情だけが、
物語の最初と最後の微妙な変化を読み取る術となっている気がしたり。
散歩がてらにぶらりと入りそうなこの場所に相応しい気がして、
暑さも気にならなかったり・・(笑
満足度★★★★★
惰性の日々
トーキョーに暮らす若者たちのモノローグ芝居。どーってことない日常を切り取っただけで、ありがちな芝居かもしれないけど、ものすごくセンスを感じる。古民家を改造した小屋も、チラシのイラスト(さめざめのジャケットを書いてる人!)も、ぴったりはまったカンジ。
満足度★★★★
現代的な感性
個人の日常という「小さな物語」と、社会などの「大きな物語」との関係がテーマとなっている。
作・演出・演技、どれもとても現代的な作品だと思った。
役者さんの演技がとても良かった。
(満足度は、観劇の印象では★3つですが、この方向を突き詰めたら、凄い作品ができるのではないかとも思うので、期待を込めて★4つにします。)
じんわり。
ギャラリーの空気と、役者さんの空気と、言葉とかいろんなものが「ぴったり」って感じでした。
描かれてるのは限りなく日常なんだけど、特別な時間を過ごせました。
すごく好きな感じだったので、沢山の人に観て欲しい。
特典の缶バッチ、可愛いです。
満足度★★★★
共感しきり
東京都区内各地に棲む人々のスケッチ的な中から浮き上がる人と人とのつながり…。
実際にそんなつながりを体験することがあるので共感しきり。