ラジエーター 公演情報 ラジエーター」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.9
1-7件 / 7件中
  • 満足度

    どこにいきたいんだ
    思い返すと、ハズレだったなあと思う芝居だった。
    話は、リアリティの考証が弱い。バス来ないから、無理くり待たないといけないって、、諦めて帰るか、タクシー乗れよとつっこんでしまった。
    話の中で延々人がいがみ合い、色んなエピソードは出るもぶん投げっぱなし。最後で一気に伏線回収してスッキリするのかと思って観たけど、最後まで何もなし。役者も万遍なく普通だったので、楽しみ方が分からず疲れた。久しぶりにガッカリしたので、コメント。

  • 満足度★★★

    惜しい
    テーマとしては面白いものをねらっていたが、いまひとつ盛り上がりがなく、フラットなまま終わってしまったのが惜しい。

  • 満足度★★★

    変化のプロセスが観たい
    高速バスのターミナルで来るはずなのにちっとも来ないバスを待つ人々。
    想定外の遅れにイライラがつのり、次第に隠していた顔を晒すようになる。
    群像劇として個々の設定は面白いが、時間の経過とともに変化する心理が
    いまひとつ追い切れていない感じがしてちょっと残念。

    ネタバレBOX

    舞台は高速バスのターミナル。
    12人がバスを待っているのだが、バスは一向に来ない。
    謝ったり言い訳したりで忙しいバス会社のスタッフ。
    待っているのは2組の夫婦や、義理の姉妹、セールスマン、役者崩れ(?)など様々だが
    それぞれが日頃表に出さない事情を抱えている。

    蒸し熱い夜、いつまでも来ないバスを待ちながら次第に理性を失って行く12人。
    彼らはただバスが遅れていることを怒っているのではない。
    いつまでこの状態が続くのかがわからないことに対する不安といら立ちなのだ。
    この“先の見通しがたたない”、つまり“希望が見えない”ことが
    実は彼らの置かれた人生の状況と重なっている。

    子どもを産んでいいのかどうか不安な妻と
    子どもを失ってから精神に異常をきたした妻、
    よその女と事故で死んだ夫を確認に行く妻と
    その“よその女”の夫、
    騙された女と騙されそうになっている女…。

    傍観していたはずの他人のトラブルに共通点を見いだし、
    いつしか自分から関わろうとして近づいて行くその”変化”こそが、
    こういったシチュエーションもののだいご味だと思うが
    例えば皆に“バスジャック”を呼びかけ、カッターナイフを用意する少々乱暴な展開の後、
    そこまで振り切れた感情が終盤突然冷静になった、そのきっかけやプロセスが見えない。
    大声で怒鳴るシーンが多いのも少し非現実的な気がする。
    中身も告げずに18万円で「人生を180度変えるもの」を売ろうとするセールスマンと
    それを買おうかどうしようか迷う女、というのもちょっと無理があるのではないか。
    その辺の現実離れした感じが
    繊細な心の変化を置き去りにしている印象を与えるのが惜しい。

    妻に対して自分の価値観や考え方を押し付けそれを疑問に思わない夫を演じた
    誉田靖敬さんのリアルな台詞に、この男の日常が見えるようだった。
    誉田さんは5月にアンティークスの公演「これでおわりではない」でも
    台詞の後ろにキャラクターが立ち上がるような芝居で感動したが
    言葉少ない中に思いをにじませるのはもしかして素の性格かしら?

    “人を好きと嫌いに分類する”タイプの女を演じた相良康代さん、
    イラつかせる台詞が上手くてマジでイラついた(笑)
    全く違うキャラクターを演じる所も観てみたい。
  • 満足度★★★★

    集団という名の怪物
    来ないバスを待ち続ける人々の姿は時に滑稽であり、
    どこか、なにかひとつでも違えれば
    とんでもない事件を引き起こしてしまいそうな。
    そんな奇妙なバランスが面白かったです。

  • 満足度★★★

    詩を読んでいるかのような芝居
    前回公演の「その名はブルー」を観ていたので、
    引き続いて観劇させていただきました。

    詳しい感想は当日アンケートに書かせていただきました。
    毎回ノーチラスさんのお芝居を観て思うのは「詩を読んでいるみたいに言葉がきれいな芝居だな」ということです。

    いろいろ勉強にもなりましたし、楽しませてただきました。
    ありがとうございました。また次回も期待しております。

  • 満足度★★★

    場所が珍しい
    ありそうでなかったような。でも、待合室と思えばいろいろあったかな。登場人物たちの性格付けも個性があったし、舞台の出入りも自然で、ドラマティックな要素もあったのに、起伏にとぼしく、平板な感じ。

    ネタバレBOX

    その理由のひとつは役者の技量に差がある。素人っぽい人が何人か・・・長時間待たされてる話なので仕方のない面はあるが、怒っている場面が多い。登場人物の年齢層が全員ほぼ同じというのも乗合バスではありえないだろう。
  • 満足度★★★

    来ないですねぇ。
    こんなに仕事できないバス会社は実際にはありえませんが、みんなそれぞれ悩みがあったり、問題を抱えていたりする。自分はどう見られているのでしょうかねぇ。

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