満足度★★★★
中年になってからがオススメ
自分も気付けば既に中年です。
このお芝居はそんな年頃になるまではツマラナイと思います。
でも歳を取ったことで重ねられる部分もあるでしょう。
個人的にはすごく「あの」演出が良かったです。
初めて拝見しました。
満足度★★★
切なくてほろ苦い
昔馴染みの男女、地元に残った幼なじみの所に個別に立ち寄る。
外見はすっかり中年だけど、顔を見あわせば子供や学生時代へ戻り、その当時のままの喋り方が出てしまう。
気持ちは若いと思っても、自分では分らないうちに大人の部類に入っていた3人。前半、男同士の会話、後半、男と女の会話になってたが、顔見知りが故の、本音と建前の思いの術を見せてくれた。流石でした。
登場人物達の世代じゃないけど、この年代になったら身につまされそう。
水床の仕掛けは、以前、他の舞台公演でも見たが、照明の加減で壁から天井まで水面が綺麗に映えて反射していた。
地味だけど誰でも似たような悩みを持っていると自覚し、切なくってほろ苦くてじんわりと思い返せるような舞台だった。
方言のイントネーションに違和感が出てくるのは仕方がない。
約90分。
満足度★★★
近江谷太朗を観に。
とりあえずたろちゃんを見たくて行ってみた。小須田さんも出ているし。
紅一点の津田さんは初見。
幼馴染である三人が、50歳になり再会して話すこととは…。
年齢も近いし、最初のうちはわりと共感を持って観ていたけれど、後半は違和感があり、ちょっと退いてしまった感じ。
役者さんはよかったんだけどなあ。
フルカラーで8ページ(!)の無料のパンフをもらえて、これはとてもありがたい。
満足度★★★★★
さすがと云うべきなんだろうなぁ
近江谷太郎の芝居を久しぶりに観た。さすがと云うべきなんだろうなぁ。でも,老けたよね。その分,味が出てきたともいえるが,もう,走り回る芝居は無理かなぁ。芝居は,ほぼ同年代ということもあり,感じるところも多かった。その分満足感も高い。水の音は効果的だったと思うが,水の演出はもう一つ効果が発揮できていなかったのでは。まぁ,最前列だったので,驚きと戸惑いの方が大きかったとは思うが。
満足度★★★
淡々とした、
まさに水の音が聞こえてくるような舞台でした。ちょっと女性の台詞が「こんなこと言うかな??」という感じで、書きあぐねているような感じだ。色々悩んで、結局無難なところに落ち着いているような・・・・。全体に落ち着いた会話劇だがちょっと曲に乏しく、水があふれる演出もあまり効果的な感じがしない。四国の山奥の出身者たちという設定なので語尾をのんびりと引っ張る台詞回しが多かったが、ちょっと一本調子だったかな。