ルームメイトっぽいよね
ブリジット・フォンダの映画、ルームメイトっぽい関係の2人の過去と未来。映画の『デジャヴ』も好きなので、過去未来ものはそそられるよね。早稲田の劇研って勢いでワーッってイメージがあったので(俺が歳?)、シンプルな会話劇でちょいSFって感じで好感が持てました。
(相対評価を避ける為、どの公演にも★は付けてません)
満足度★★★★
帯金の力、帯金を支える力、追い込む力
PCをゲートウェイにして展開される二つの世界、底から浮かび上がってくる人間の根源的や欲望、役者の力が二つの世界を見事にひとつの世界として表現したことで個々の登場人物が抱えるものが見事に浮かび上がっていました。
役者では帯金ゆかりの演技が秀逸・・・、ひとつの小さな動作や台詞にしっかりと彼女が観ている色や感じている重さを観客に伝えていました。鈴木麻美の狂気も心に残る演技で・・・。でもその背景で二人に絶妙なトスをあげ続けたバイプレイヤーたちの演技が光った舞台でもありました。
絶妙の塩加減のペペロンチーノを想起させるような出来・・・、12月にアナザーバージョンがあるそうで、これも観たくなりました。
満足度★★★★
構造も○だが、構成がしっかり。
SFチックな設定だけど、舞台として仮想と現実をうまく見せている。2つの物語の時間軸が大きく変化してからの展開が面白い。86分。
満足度★★★★★
コントローラ
他にも書かれている方がいますが、女性としては秘かに 深く共感できる方も多いのではと感じました。主人公が悩む姿はときに思春期の自分の姿を見ているかのようでした。作演は男性の方ですが、女性の心情の描写が丁寧でドキリとさせられました。
盛り上がりといえるシーンがなく平坦な印象を受けましたが、そのぶんラストが生きていた気がします。とはいえ、ラスト以外にも盛り上がるシーンがあればよかったなと思いました。
小道具や音響、照明が非常によかったです。2Pコントローラも見に行こうと思います。現在最も注目している団体です。
満足度★★★★★
コントローラー
初日に見てきました。
一歩間違うと混乱してしまう構成なのに、必要なものを説明しすぎずに伝わりやすく、上手く見せられてるなと感心しました。
同じ世代の女性として自分を客観的に見てるような所があって心に響き、かなり気になる劇団になりました。女性は共感する方が多いと思います。でも男性に見て貰って、女性の気持ちを分かって欲しいかな、とも。
後方の席からの方が見やすそうです。
満足度★★★★★
びっくりしたよー
チラシから受けるかわゆい印象とはウラハラな展開にびっくりです!今回は探偵のいないサスペンスを見ているような気分でした。毎回北京蝶々さんの公演は身につまされる想いでついつい見てしまうんですよねー。水曜日の昼ギャザにもう一回お邪魔する予定ですー。
満足度★★★★★
大満足。女性なら誰もが共感?
北京蝶々は前々からかなり見たかった劇団で、今回やっと観劇することが出来ました。
見事に期待以上のもので、本当に大満足。
主人公の心の闇には、どきりとさせられました。
特に女性の方は、共感する人が多いのではないでしょうか。
決して嬉しい共感ではないけれど、きっと誰もが抱えているはず。
「コントローラー」というタイトルからこう発想するとは予想外で、秀逸。
時間が合えばまた観に行きたいです。
ほほぅ。
自分の過去のデータを入力する事で未来を予想出来るというゲーム。そこから己を顧みる人々の物語。ちょっとSFというのもあり、台詞中に架空の言葉が出ると若干説得力に欠ける感じも。でも中盤まではその設定だけで楽しめました。