旅猫リポート 公演情報 旅猫リポート」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★★

    楽しく優しく明るく、泣ける;;
    小説「図書館戦争」の有川浩が、キャラメルボックス所属の俳優
    阿部 丈二と組んで旗揚げしたユニット「スカイロケット」公演第1回!
    原作・脚本・有川浩、プロデューサー兼主演・阿部 丈二、
    その他キャラメルゆかりのスタッフ・キャストによる作品は
    やはりキャラメルテイストにあふれた、楽しく優しく明るく、泣ける
    いい作品でした。
    何といっても細見さんの猫がいい。
    人におもねることなく、必要以上にベタな猫演技をすることでもなく、
    それでもたまに出る猫らしさ。
    他の方が演じる猫や、犬も登場しますが、みんなかわいらしくいい味です。
    パンフレットには、没になったエピソードが小説として載っていて、
    さらにシナリオも掲載されていて、お得。
    早くも次回作に期待します。
    劇団やユニットは「継続」が大変なんでしょうね。

  • 満足度★★★★★

    当日券 3時間30分待ちの価値有り
    先ず、良かった。これは良かった。
    当日券狙いで行って本当に良かった。

    有川浩先生の作品は好きで基本読んでいます。
    自衛官の話のイメージが強いので、これを芝居にするのかーどうなんだろうな、と思ってたりしました。
    動物一杯出てくるし。

    ネタバレBOX

    清々しいくらい装飾も何もなく猫(その他動物も)が人間の姿をしていたのが面白かった。
    なのであんまり猫に見えていなかったりはしたのですが(笑)
    猫と言うより、ナナと言うそういう生き物がいたんだなと。

    原作を先に読んでいたからだと思うのですが、もうかなり序盤から涙が出てボロボロでした。
    何度我慢して息を止めた事か。。
    てか、会場中からすすり泣きが聞こえて、空間にも持ってかれますよね。
    スカイロケットの方々も同じ様な事を言っていましたが、芝居をやる意味がそこにはある。
    周りを無視して号泣したい衝動に駆られたりもしましたがっ。

    今回舞台化されて、原作の方が良かった表現、舞台の方が良かった表現、両方あったなと思っていましたが、サトルが毎回握手する場面のインパクトが良い。
    ここは明らかに芝居にして良かった。

    この作品に限った事ではないのですが、有川先生の作品は「血の繋がりだけの関係」をやんわりとそれでいて毅然と否定している部分が好きです。
    ちょっと救われた気になるという。
    この解釈であってるか不安にもなるんですけどね!

    パンフレットに書き下ろしの後日談?が入っています。
    これは買わねば。。多分超売れてますよね、これ。
    まだ読んでいないので楽しみです。

    有川先生原作のスカイロケット、これ定期的にあったら凄い事だと思います。
    次も期待。
    次はキャパも公演日数も倍以上あっていいと思う。
    いや、あって欲しいです!
  • 満足度★★★★

    旗揚げ公演!
    期待以上に良いものを観せてもらった感じ。
    芝居前半から涙、最後は声を殺すのに苦労した。
    大切な人を見送るということについて考えさせられる作品。
    劇場内、途中から鼻を啜る音が凄かった(笑)

    原作は未読だが、演劇界に有川浩というストーリーテラーを得た事は純粋に喜ばしい事だと思う。こういった節目に立ち会えて幸せだと思った。
    美術、照明、映像の美しさも特筆もの。
    もう少し公演期間が長ければもう一度観たかった。

    ネタバレBOX

    役者は新旧キャラメルボックスの人たち中心だったのですが、
    退団した細見くんと他の現役の方たちとの絡みにちょっと感動でした。
    気位が高くて気まぐれな猫は細見くんにぴったりだったし、
    菅野さんのキャラは主人思いの犬にマッチしていたような気がします。

    成井さんが原作モノ中心に移った今、
    キャラメル以上にキャラメルらしい作品だったような気がしました。

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