満足度★★★★★
ヒントのちりばめ方が絶妙
東大卒のエリートでありながら故郷の町長となった男が起こした事件の真相…。
学生時代から三十半ばまでのポイントをピックアップし、解明のヒントを「寸止め」レベルでちりばめた語り口が絶妙な上に演技・装置・照明などが相俟って観応えあり。
それにしてもバミれない舞台美術なのに巧くサスの下に入ること!(笑)
満足度★★★
安吾を再読してみよう
診療内科医(?)は警察でよくなかったか?診療内科医と主人公のやりとり、とりわけ診療内科医の聞き方に違和感があってそれは当方がそのやり口を知らないからなのだが主人公が精神に異常をきたしていたことに重きをおく必要もなかったように思う。桜の花びらと桜の木はもっと本物っぽく見せられなかったか?子供の声を流すスピーカーの位置も良くなかった。ラーメン作りと性愛が錯綜するのはこの芝居にあってはマイナス。全体的な内容は個人的には好み。今回初見だったがまた観たいとは思えた。
満足度★★★★
初見
劇団名からもっといかつい感じと思ってましたけど、そんなことはなかった。
大量の桜(四角いピンクの紙)が降るシーンは圧巻でした。
牛水さんを意識した脚本なんでしょうか。