朝にならない 公演情報 朝にならない」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★

    なかなかのバトル
    少し唐突と言うか信じてるのか?は感じましたが、なかなかの女同士のバトルでした。観てる時は女性目線物語で、男目線からだと羨ましいやら、痛いやらだな(笑)でしたが、男バージョンでも、そのままだと痛い話にしかならないが、行けそうだなとは思った。
    程よい笑いも散りばめられており、面白かった。

  • 満足度★★★★

    近い。
    いやぁ、近くて目のやりどころに困ってしまった…

    それぞれ歳は同じ3人の女性、
    それでもキャラのまったく違い
    面白かったです。

  • 満足度★★★★

    今のその年齢を最大限に活かす
    同年齢の作家・女優によるユニットだけに「今のその年齢」を活かし各人物も「それなりの人生経験」を積んだ設定で、ライブバーという会場ももちろん作中に取り込み「ありそでなさそで」なハナシを笑いもたっぷりな中に語って鮮やか。

  • 満足度★★★★

    ロールの描き込みのうまさ
    三つのロールの力関係の変化が
    無理なく流れていくのは、
    その裏にキャラクターがかかえるものがしっかり描き込まれて
    いるからなのだと思う。

    女優たちの紡ぎ出す個性に惹かれて
    そのひと時に嵌ってしまいました

    ネタバレBOX

    シーン0的な冒頭の
    ちょっと常ならない女性の雰囲気がしたたか。
    広めのバースペースでの芝居の
    場の空気をすっと演劇の中に手繰りこみ、
    それは、後半を際立たせる伏線にもなっていて。

    3人の女性たちの異なる色が、
    一人の男を軸に次第に別の色に解けていく。
    そこには、互いが互いを剥ぎだしていく面白さがありつつ、
    その姿にロジックが際立つのではなく、
    役者たちが組み上げるキャラクターたちの
    想いの揺らぎが色として豊かに広がっていく。

    それぞれが抱える危うさや思い込みに、
    表層の事実からもう一味奥まで
    フォーカスが届いているのが良い。
    役者たちのロールの作りこみに足腰があって、
    思いが崩れていく姿に
    観る側にしっかりとした質感が置かれて。

    バーの雇われオーナーの自負が、
    じわっと透けてくる感じも
    タレントの目のやり場に困るような容姿に隠された
    浪花節のような人生の俯瞰も、
    婚約者を名乗る女性の
    とどめることができずにしみだしてくるような狂気も
    単に観る側の目を奪うだけではなく、
    3すくみの場の揺らぎをそれぞれの色で照らし出していく。

    表層の女性たちの風情で観る側を捉え、
    物語の展開に表れる女性たちの想いのあからさまさに
    ぐいぐいと引き込まれて。、
    でも、その顛末に、それぞれの女性たちの
    どこか行き場を失ったような今が醸し出す
    ペーソスにひたされてしまう。

    脂の乗り切った役者たちの
    心情の現われ方やその色の変わり方が実にしなやかで、
    物語の面白さに加えて
    役者を観ることの楽しさもがっつり。

    たまたま席が足元30cmをピンヒールが通過したり
    役者たちの感情や色香が
    まっすぐに伝わってくる場所であったりもして
    ドキドキわくわくものだったのですが、
    それとともに、
    女性たちそれぞれの修羅場のあとの
    ティーパーティ(?)に至った朝のけだるさにも
    しっかり浸されて・・・。

    作り手の腕と役者たちの力に
    たっぷりと満たされてしまいました
  • 無題532(12-275)
    16:00の回 (晴 )エレベーターで4階へ。この時間、まだかろうじて姿が見えていた陽が西口のビルの向こうに落ちると寒さが迫ってくる。受付少し前、名前を聞かれる。15:30受付、開場。入ると左手にカウンター(腰の位置より低い)、奥には…ギターやベース、楽器だ。フロア中央にテーブルとソファー、取り囲むように椅子席。色紙に絵とサイン(左はメーテルか)。奥、丸椅子に座ります。店内を眺めると、カウンター右の壁にチケット…近づけばBeatles来日公演のもの(1966/7/2 6:30ということは最後の公演)、聞いてみたら本物ではなく、元ガロ、大野さんが持っているもののレプリカ。BGMはニール・ヤング。壁にたくさんのサイン。16:04前説で笑う、一旦はけ、開演〜17:09終演。米内山さんのものはエビス駅前バーで何回か。終演後、台本を購入。

    ネタバレBOX

    3人の性格設定、心情を吐露する場面、見所多く楽しんだのですが…「やっぱ頭おかしいんだ」というセリフはいただけない…心療内科に通っているであろう婚約者…まだ治療中らしいのにこのコトバはどうだろう…と思いながら外へ出る。

    カフェやバー、住居での公演には「生の時間」を感じるのです。何回も繰り返される(リアルな)物語がグラスの中のアルコールに溶け込んでいるかのように。

    フェンダーやレスポールは年代モノだろうか。VOXのアンプもあった。
  • 満足度★★★★

    リアルさ満点
    実際のバーをステージに理由あり30代女子3人の小さな争い!楽しませてもらいました。途中、それぞれのバックボーンが心の叫び調に披露されるのもナイスです!ただ、上演時間は60分ほどですが、ストーリー上では夜~朝方前(3~4時)の出来事と思われ、時間軸の描写がもう少しあればラストの倦怠感も増してよかったのではないでしょう!?

  • 満足度★★★★

    充実の60分!
    一人の男をめぐる女性三人のいざこざ会話劇&独白、大いに楽しませてもらいました。バーの雇われママと歳サバ読みタレントとプシコなストーカー。皆さん人生背負ってます。女優さん達は個性的だし、脚本・演出も実にいい。まったりとちょっと切ない充実の60分でした。

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