満足度★★★
中途半端
時代設定がよくわからないのは狙いだろう。楽しんでもらうための。笑いも含まれていて面白かった。サーカスまで登場するなど、エンタメ要素満載だが、ドリフのような下ネタはどんなものか?あれはちょっと、芸がなさ過ぎると思うし、しつっこい。
満足度★★
祝祭感溢れる『ファウスト』
サーカスや楽隊が入り乱れて祝祭的雰囲気を盛り上げる、いかにも串田さんらしい演出で描かれた『ファウスト』でした。
串田さんの前口上に続いて、ファウストの物語が始まり、最初は中世の設定だったのが途中からは何故か舞台が現代に移り、ハンバーガーとコーラを食べながらヒッチハイクをしたりとファウストとメフィストフェレスの旅路がユーモラスに描かれていました。終盤はシリアスな雰囲気になり、真実を知って打ち拉がれて立ち尽くすファウストと空中ブランコの対比が印象的でした。
足早に物語が展開する部分と、しつこく引っ張るギャグ的な部分のバランスが悪く、もう少し物語を描いて欲しかったです。ホムンクルスにまつわるエピソードを端折り過ぎていて、わざわざそのエピソードを入れた意図が分かりませんでした。
個人的に子供っぽくおどけた感じの演技が苦手なので、劇中劇として演じられる人形劇のシーンや、全員で歌って踊る盛り上がるシーン等では入り込みにくかったです。
笹野高史さん、小日向文世さん等、元・自由劇場のベテラン達の余裕のある演技が楽しかったです。メインキャスト的に名前が記されている雛形あきこさんがあまり活躍していなくて残念でした。
空中ブランコやジャグリング等のサーカスの技自体はスリリングで楽しめましたが、心情の象徴としてもっと物語と深く関わった表現が観たかったです。
cobaさんを中心とした5人の生演奏はロマ的な仄暗い情熱を感じさせ、良かったです。
満足度★★★★★
ファウストベースの音楽劇!かな(^^)
シルクドソレイユと融合した舞台劇ですかねぇ
道化としてサーカスが登場しつつファウストの旅物語を彩ります
<賑やかで楽しかった>
長い話を上手にまとめた2時間55分(休息15分)でした