HEAVEN ELEVEN OF THE DEAD 公演情報 HEAVEN ELEVEN OF THE DEAD」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★

    方向性の違い
    "ゾンビの出て来ないゾンビの話"、というキャッチフレーズを見て変わった形のゾンビ作品かな?と思って観て来ました……………が、ちょっと私の考えていたのとは方向性が違う作品でした。

    「ゾンビのいる世界」と謳っていながらそういった緊張感は全く感じられませんでした。

    冒頭の"ゾンビの出て来ない〜"から私はゾンビと戦ったり・襲われたり・咬まれたり、そういった人々が集まって体験談を語ったり、人の生き死にについて考える…、そういう話をコメディ調で展開するのかな?と考えていました。

    「肉体はゾンビになって精神は昇天出来ずに…」という事はこれは"ゾンビ"では無く"幽霊"と表現すべきだったと私には感じました。

    ゾンビを扱うなら精神論は必要無いと思います。そういった認識が違っていた事が残念でした。

    芝居その物は良かったです。メインの舞台となるコンビニでのキャスト達のやり取りは面白かったし、個人的には"わっくん"の存在感が一番印象に残っています。

  • 満足度★★★★★

    無題465(12-208)
    19:00の回(晴)。18:45会場着、受付入場(全席指定)。椅子にクッション1枚。最前列+以降A列からI列くらいまで、客席はそれなりに傾斜があって見やすかったのではないかと思いました。「tsumazuki no ishi」3作目、亜矢乃さん..たぶん6作目くらい(白夜を含む)、他に映画1本。舞台はコンビニ(24時間)の前、ブルー系で「○ーソン」にみえるがタイトルは「HEAVEN ELEVEN」。下手、○に「コ」、24OPENというサイン、オレンジの外灯、フェンス、ブルーシート。コンビニ:手前にゴミ箱(分別)、店内には定番商品(ソフトドリンク、カップ麺、男梅、求人系フリーペーパー、ポテチ)、雑誌ラック、レジ、電子レンジ、奥はトイレと事務所。「万引きは犯罪です」、サマソニのポスター、店頭前、車止めブロックと白いライン。不気味な低音が鳴り続けている。異空間、異世界...。スマホの使い方、みえる/みえない、症状の変化、わっくん/キコ、不気味な空気とひきこもり女の子のとまどい、突然、量子論の世界に突入するが、自然科学系の本を読んでいるので大丈夫、相対論も果てしなき宇宙論も夏の読み物としてGood。18:55前説、上演時間2:05という案内、19:05開演~21:08終演。

    ネタバレBOX

    いきなり浮かび上がる「顔」、ここで「インセプション」について語られる...このシーンをちゃんと意識の底に置いておくと最後の「転換」に結びつくのでしょう。前作も「ボディ」を借りるお話だったけど、今回は意識とボディは遊離して、なお、コントロールができる。なぜそうなったのかは不明。ゾンビは人を喰うものの直接的な場面はない、が、喰うことの快楽と苦悩は示される。
    (普通の)お客さんが来ない、補充もない、わかりにくいところにある(ということはちっとも便利でない)コンビニ。ガラスがないことには気が付かなかった。客は2組...。オニは鬼、テンは天で創造と支配を司る者なのかな。わっくんとこっくんのコンビ。わっくん(舞山さん...初めて観ました)が抜群にいい。亜矢乃さんと対照的で、でも重なるようなキャラクター。

    奇怪なインド人(数学が得意で...釣銭をゴマカスとは)、無色なバイト店員(なぜ見える..最後は見えなくなったのかな?)、コンビニの灯りに引き寄せられる意識体。

    とてもおもしろかった。もっと早くみておけばリピートできたのにと悔やむ。
  • 満足度★★★★★

    面白かった。
    物語の設定がとても面白い。
    演出も見事で知らず知らず物語りに引き込まれていく。
    現代的な場所やツールの用いられ方が可笑しい。
    生と死について考えさせられる。

  • 満足度★★★

    スマホ
    面白い。骨太でユーモラス。

    ネタバレBOX

    肉体はゾンビになったキコ(亜矢乃)らの魂と人の来ないコンビニ店員のイノッチ(津村知与支)らとそのコンビニに来るお笑い芸人のわっくん(舞山裕子)らの話。

    生きてることと死んでることを舞台上で混在させて、おぼろげな「生」を印象づける。
    魂とコンタクトのとれるイノッチ(40のコンビニバイト)が勤める、客のこないコンビニが生と死の狭間にあってその前で魂たちが苦しみのたうつ。それでいて、乞食なオニ(寺十吾)とテン(柿丸美智恵)は平然と飯をねだりパクつく。
    魂らは「生」を食しようと躍起になるも、ラスト生き返れるとなると「生」に戸惑う。

    生と死の境がおぼろげになった異質な世界に、ぼんやりと生きるってことが浮かび上がる舞台だった。そんな中、相方こっくん(岡野正一)に一生懸命恋して尽くしたわっくんが、生きてる象徴に映った。そして、こっくんのクズっぷりもまた生きてるってことなんだろうなと思った。

    似非っぽいインド人バイトのらくまる(日暮玩具)の魂の浄化話がいいアクセント。
  • 満足度★★★★★

    いままででいちばんかも。
    いやー、おもしろかったです!
    ツマヅキのお芝居は今回で4回目ですが、脚本や舞台のできは、いままででいちばんではないかと思いました。
    笑えるところと、考えさせられるところのバランスも絶妙でした。

    芝居でしか表現できない世界があると思うのですが、このお芝居は、まさにそんな世界をみごとに表現していたと思います。

    ぜひいちど観られることをおススメしますね!

  • 満足度★★★★★

    初日
    初めて初日観ました。最高でした。
    あとは、ラスト17日にいきます。
    どこまで完成されているか、’いまから楽しみです。

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