満足度★★★★
まさに「福袋」
東京芸術劇場って実は前に一度来たことがあった。
知り合いが出演していたピープルシアターの作品だった。
何となく場所の雰囲気は覚えているが、
リニューアルしてまったく別の新しい場所になっていた。
本公演は、東京芸術劇場リニューアル記念で
毎日4団体ほどがそれぞれに短編を上演。
満足度★★★★
競演/狂宴。
9/7に拝見しました。サスペンデッズ、ジエン社、DAZZLE、はえぎわの
4団体。DAZZLE以外は初見の団体でした。
だいぶ個性的な集団が詰まった福袋だと思いました。それぞれの団体の
カラーは短い時間の中でも感じられたので、面白い企画だと思います。
劇場はロビーなども含めて、落ち着いた雰囲気になっていました。
大好きな団体もあれば、意外な団体、肌に合わないと感じるものもありの
まさに「福袋」なお得感のある企画で今後もあれば良いのにと思いました。
以下、それぞれの団体のザックリとした感想です。
満足度★★★
9/4に観ました!
『表現・さわやか』目当てで行きました。
表現さわやかの前の3団体がすべてダンスパフォーマンス系だったので、
ダンスパフォーマンスが苦手な私にはよくわからず、、、
(すごいとは思ったけれど・・・スミマセン)
ちょっと困ったので、さわやかがラストでよかったです。(^^;ゞ
満足度★★★
パフォーマンス袋 4日め観劇
登場順とタイトル
1)吹越満 フキコシ・ソロ・アクト・ライブ『スペシャル』より
「稽古が必要な大変な作品」と「稽古が必要ない楽な作品」の2つ
2)山田広野『山田広野の活弁天国』
〜〜休憩10分〜〜
3)近藤良平『ハレ』
4)3軒茶屋婦人会『3軒茶屋婦人会的音楽会』
各自20〜30分のパフォーマンス。もっと見たい!と思ったら時間切れで終わり。面白かったけど、もっと見たかった。けど、値段を考えれば見られただけでも贅沢か。
最後は全員のカーテンコールもなく、照明ついて終わり。
んー、なんかあっけない幕切れだったかな。
当日はリニューアルした劇場内の後方中央席から観劇。見やすかった。
満足度★★★
9月3日の回を鑑賞
東京芸術劇場のリニューアルオープンのこけら落としのオムニバス公演で、9月3日の回はパフォーマンス、ダンス、一人芝居、公開対談とバラエティに富むプログラムでした。
CORPUS『飛行隊』
カナダのトロントのグループによる空軍の訓練を模したパフォーマンスで、英語とフランス語がメインでしたが、言葉が分からなくてもコミカルな動きで楽しめる作品でした。子供向けな感じがして序盤は乗れなかったのですが、次第に引き込まれました。観客の1人をステージに上げ、厳しくかつ温かくいじっていたのが楽しかったです。
無料上演しているの『ひつじ』の方がパフォーマンスに対して示唆に富んでいると思いました。
珍しいキノコ舞踊団『珍しいキノコダンス』
3月に上演した『ホントの時間』の抜粋に少し新しい部分が追加された作品で、『PLAY PARK 2012』で上演した作品と重なる部分が多く、自信作ということなのでしょうが(実際、良作だと思います)、そろそろ他の作品を見せて欲しかったです。
動きが音楽に良く合っていて、踊ることの楽しみがうっすらとした切なさと共に伝わって来ました。今回追加された冒頭のシーンはあざとさを感じて好みではありませんでした。
柿喰う客『いまさらキスシーン』
繰り返し再演されている、玉置玲央さんによる一人芝居で、再演され続けているのも納得の圧倒的な表現力があり、後半は少々悲惨な物語であるにも関わらず、とても楽しめました。
超絶な早口で捲し立てたり、長い沈黙の時間を取ったりと変化自在な台詞回しと、激しい身体表現が爽快でした。時間の経過や登場人物の感情を的確に表現する照明の演出も素晴らしかったです。
東京デスロック『Counseling』
主宰の多田淳之介さんとSPACの宮城聰さんの対談で、最初は多田さんがずっと一人で喋り続け、席を立つ観客が現れたところでBGMが流れ出し、宮城さんが饒舌になる展開が劇的でした。東京と地方の演劇の受容のされかたの違い、変な人の存在を受け入れるのが都市なのに近年はアジアの他の都市にそういう人が流れている等、興味深い話題がたくさんありました。
先日の『Rehabilitation』と同様に東京絡みの音楽や映像を使っていましたが、君が代(の変奏曲)は今回の文脈にはそぐわない気がしました。