満足度★★
閉塞感と悪夢を見ているような雰囲気
閉塞感と悪夢を見ているような雰囲気が非常によく伝わり暗~い気持ちにさせる上に、ボソボソ言っている台詞がリアルではあるが時として聞き取りにくかったりするのが難点。「Don't think, feeeel!」ってことか?
なお、カレル・チャペックの『RUR』をちょっぴり連想。
次回は希望で終わらせて
主催は早稲田大学の現役学生。
「Not in Service」とは電車の回送状態のことを指し、「サービスは(未だ)ない」という誤訳も含まれている。
う~~ん・・・・・・・??
陰湿な設定にただただ、気が滅入りました。。
ワタクシの感性に合ってないだけで、他の人が観たら、また違った印象があるのはトーゼンだけれど・・・
ワタクシ達が音楽や観劇、そして映画にはまるのはこの満たされた気持ちと充足感、感動、違う世界への冒険・・・その時々の情景を思い浮かべ自分もそこに、一瞬でも同じ世界に入って満足することができるから、です!
で、個人的には、お涙頂戴あり、感動あり、大きな意味での愛あり。・・・が欲しいのです。。
表現評価とはあくまでも観客の評価で決まるから、観客が何を求めているかを敏感に察知するのも表現者の務めだと思う。。
で、観客が観劇した後に「もう一回観たいな~」と思ったら、その演出は勝ちってことになる。。
観客の五感が満足してナンボの世界だから、そこのところを演出家も勉強してほしいな~(^^;)
ワタクシ達が劇場にわざわざ足を運ぶ意味。
一瞬時を忘れて豊かな空間を彷徨いたい、震えるような感動で胸を熱くしたい、爽快なシーンでスカッとしたい、多分、みんなこんな感じじゃないかと思うのですよ。
今回の舞台にはそのような要素はなくワタクシに伝わった事、劇団から受け取ったメッセージが、ワタクシが求めていた事、感覚と違う、そこが満足できなかった点です。
きっと・・・作る側って自分の表現方法に凝りすぎてしまうと、素人(観客)から、どんどんかけ離れてしまい、その差は広く深くなってしまうのではなかろうか?
次回作に期待したいですね。。(^0^)