満足度★★★★★
愛とは仁義。
観ているうちにほんとうに15歳の美少女に見えてくるヨンパチマジック。女形の殺陣もきりりと麗しく、魅せられました。
主役もさることながら、大濱氏の板についた悪役っぷりがかっこよかった~あと主役の恋人役の帖佐氏がとても美青年でした。ロッキーさんはいつものキャラで笑って泣かせてくれましたが、他は今までにない配役で斬新でした。
満足度★★★★★
女の向こうに男 男の向こうに女
女の向こうに男 男の向こうに女
そんなものをいつも感じさせられるヨンパチの女形の周りで起こるスト-リー。
それが主役となった「修羅雷姫」、梶芽衣子も藤田敏八もそれはそれは驚くでしょう。「修羅雪姫」に点を付けて、コミカルな作品なのかと思ったら、熱かった。「おんなのドス」、そう、女のドスが怒涛の渦のようにぐおんぐおん音を立てていた。その渦に飲み込まれながらも愛しぬき、戦い続けるさまに、女の性やはかなさを感じたり。
やはり楽しかった、面白かった。観てよかった、本当に。
満足度★★★★★
半年振りの48(ヨンパチ)
48デビューの4月から約半年
あの感動を
あの興奮を
あの笑撃を
再び味わえるかと思うと嬉しくて仕方がありませんでした。
渡世人の仁義かはたまた女の意地か恋心か、揺れる女主役を男が演じる。 これがまた、妙にはまった演技でなんだかやたら艶かしい。 渡世人として生まれ、執念の愛に生きる修羅雷姫。 こんなシュールな作品なのにやはり全てに笑いの要素が含まれていて、決して飽きることのない作品です。 飽きる!? 48(ヨンパチ)に飽きるなんて言葉は当てはまりません。
ヨンパチ最高!!
満足度★★★★★
初体験
もともと舞台を見ることが好きで年に数度はなにがしかの
舞台を見ていた。口コミでこの劇団を知ってはじめてみたのが
修羅雷姫だった。
男4人だけですべての演目をやるもんだから、どうしたって
女役は無理が出る。歌舞伎の女形のような人間は
そういるもんじゃない。
しかしこの無理感が面白い。無理めの女に仕上がって
しまっているのに、彼女を大フィーチャーし主役となっている
ことや、見てるうちにそんな瑣末なことは問題なくなる
殺陣やセリフのダイナミズム。
これは長年演劇に携わり、自分たちの歩幅を守ってきた
48年生まれという、もうそこそこの年齢と言われる年に
なった彼らにしかできない表現力なのではないだろうか。
子供でもない、じじいでもない、「ヨンパチ」だからできる
表現力。かれらはその中途半端なジェネレーション
48世代というものを完全に自分たちの武器としている。
永遠のヨンパチ生まれ。今後も期待です。