満足度★★★★★
脱帽!!
今回が再再演ということだがこれはもう名作中の名作だと思った。
とても演劇的で濃密な時間を過ごすことが出来、
今後も再演を是非続けて欲しいと思える作品です。
何回もやられている作品ではありますが、
2012年中に観た作品の中で
これは自信を持って一押ししたいです。
満足度★★★★
帰っていろいろ調べたくなる
やっぱり見応えたっぷりでした。
台詞のみで進んでゆく芝居にただ圧倒され、前のめりで観劇。
この時期に上演される事でより意味を持つような演目だった。
重いだけでなくユーモラスな場面があったのにも好感が持てた。
言うまでもないが役者の力量には脱帽。
傍聴席で再度観劇できなかったのが心残り。
満足度★★★★
脚本を見て驚き
とても作り込まれた作品でした。役者さん一人一人の動き、そして緊迫感、そして脚本も凄い、本編には出て来ないのだが台詞までしっかりと書かれているのだ。これに驚いてしまった。しかし凄い作品だとおもう。一度は観るべき作品の1つであることは間違いは無いと思います。
勉強になりました。ありがとうございます。
満足度★★★★
ここが静かな最前線
名作再演と言うことですが、相変わらず野木さんの作劇能力は素晴らしいなと思いました。
重いテーマのストーリーに閉塞感を出す演出と熱量高い演技でグイグイ引き込ませながらも、随所に擽りを混ぜ合わせるそのセンス素敵過ぎます。
男っぽい作家性の野木さんですがダンディズムよりも粋さを感じますね。登場人物にも粋さは投影されていて、この裁判がどう落ちが着くのか本人達も理解していながら、それでも戦うんだと気概が史実とは言え粋じゃないですか。
満足度★★★★
やっと、初見
これまでに何度か予約をさせてもらったものの、急な用事が入ってドタキャンをせざるを得なかったパラドックス定数。遂に観させてもらう事ができた!
いやいや、待った甲斐があった。素晴らしい作品。検察側に座ったのは大正解だった。重いテーマではあるものの、たとえ敗者であっても黙認はできない強い想いを、噛み殺しながらも可能な限り前面に押し出す弁護団たち。善悪や正誤とは全く一線を画した、勝者が敗者を裁く戦争裁判。やるせない想いの叫びを感じる事ができた。
もちろん軍部の暴走も含め日本にそれなりの非があったという部分は否定してはいけないと思うし、戦争に負けた事によって不利な状況に追い込まれてしまうという部分も、出来事の規模から考えるといた仕方ないとも思う。ただ、fair trial というものを一番信じているであろうアメリカからその fair trial を与えてもらえなかったというのは、少し悲しい気がする。まあ時代が時代だっただけに、これもいた仕方なかったのか。
満足度★★★★★
贈り物
誕生日のプレゼントとしてこちらのチケットをいただきました。
観劇未経験の自分にとって最高の体験が得られ、
2重の意味で感激しました。
内容自体は確かに大人向けですが、長時間があっという間に
過ぎたことに気が付けたのは拍手の音でした。
満足度★★★★★
是非また再演を。
再再演のこの作品、個人的には今回が一番好き。重厚さ、濃密さはそのままに笑いの軽快さや役個人の想いなどが更に加えられて東京裁判という難しい題材の中、感情移入しやすい解りやすさがあった。
これが小劇場の芝居としてひとくくりにまとめられてしまうのはもったいない傑作。DVDを出して欲しいと思っていたが、これはやはり劇場で生で観てこそ!
是非劇団の代表作として毎年公演していただきたい。
が、しかしこれを更に越える作品で「またパラドックス定数にやられた!!」と是非とも言わせて欲しい!
これからも期待してます!
満足度★★★★
すごかった
迫力のある舞台だった。余計な演出は一切なく、五人の役者の熱演だけで圧倒された。無意識に前のめりになって震えながら観ていた。会場の狭さも手伝って、すっかり芝居に飲み込まれた。
満足度★★★★★
見ごたえ充分
映像向きな題材と思ったけど、見ごたえ充分で終盤は引き込まれました。
弁護団の出自に関する部分は脚色なんじゃないかと思うけど、ホントならすごい。
前説・後説で主宰の方?が、おりこんでた冗談が全部はよく聞こえなかったけど大人な笑いで、うけた。
満足度★★★★★
素晴らしい
本当に裁判を傍聴しているかのようなクオリティで、終始緊張感の中でドキドキさせられた。
大掛かりな舞台セットや派手な照明は無くとも、圧倒されて引き込まれた。
さすが!
満足度★★★★★
弁護団が主役
骨太の作品だった。
東京裁判を傍聴しているような感覚にとらわれた。
やはり戦勝国による、私刑であるの間違いないであろう。この芝居は静謐な法廷を舞台に日本国弁護団の裁判に対する違法性を徹底的に戦う姿を現している。
野木さんの脚本、演出は冴え渡り、役者の皆さんの演技も弁護団になりきっていて目を見張るものがあった。
すばらしい作品であった。
満足度★★★★★
傍聴席より観劇
派手な装飾不必要、肉厚のセリフの応酬とその行方につい身を乗り出す。昭和史のデリケートな題材を扱った、立派なエンタメ舞台だった。
満足度★★★★★
信頼を裏切らない劇団
前回上演時には2階傍聴席で観たので、今回は1階普通席。
役者の表情が見えて、緊迫感が増した。
前回、台本も買っているし、
台詞や展開はだいぶ覚えていたにも関わらず、
やっぱりドキドキして目が離せなかった。
前説後説も含めて、本当に素敵な劇団だと改めて思う。
作品を観るたびに、過去に何作か、見逃したものがあることを後悔する。
満足度★★★★
どちらも年月が経ち
どうも、やはり…。前回2009年11月観劇したときは、すごく退屈な舞台だった。今回はだいぶ違って観えた。裁判の様子と言うより弁護側各個人の葛藤が前回より強く押し出されていた分、私には見易くなっていた。このまま20年後位にまた同じ役者さんたちで再々々…演をして欲しい。どう受け止められるのか楽しみだ。
満足度★★★★★
1時間50分をノンストップで疾走していく、いい戯曲と演出で役者が輝く舞台
演劇好きはもちろん、東京裁判好き(!)ならば、絶対に観たほうがよい舞台。
今回は再々演だが、前回再演時に観ている。再演を観ているにもかかわらず、今回もエキサイティングな観劇体験ができた。
次に再々々しても観るんじゃないかと思うほどの傑作舞台。