夏砂に描いた 公演情報 夏砂に描いた」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-12件 / 12件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    会えなくなった人への追慕の情。しっとりとした朗読劇でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    久しぶりに朗読劇でした。精一杯人生を生きた女性。そしてその周りの方々。見ていていろいろな感情が湧いてきました。とても良い作品だったと思います。ステキな時間をありがとうございました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    ギターの生演奏付きな
    朗読劇でした
    イメージを膨らませられる様
    効果音とか照明も繊細な感じで
    心に残った85分の作品

    ネタバレBOX

    将来画家になりたいと
    思ってた男性の
    高校生から老人になるまでの時間で
    初恋の先輩からに繋がる
    人間関係を絡めた話でした
    そこに先輩の好きだった
    海を絡めてタイトルと結んでました
  • 実演鑑賞

    良かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    ギターと歌の生演奏から始まり、心にグッとくるストーリーに何度も泣きそうに。
    演者の方皆さん声がよくとおるので聞きやすくて良かったです。

  • 実演鑑賞

    3月29日夜観劇。良かったです。

    ネタバレBOX

    わざとなのか、台本を買ってという事なのか、私の座った位置が悪かったのか、ギターの音に出演者の声が消されて何を言ってるのかわからないところが嫌でした。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    生演奏付きの朗読劇。みんな大好き(なんでしょ?)な難病恋愛モノ。役者さんは悪くはないけど、残念ながら、この手の話に感動できる程、ピュアではないのよね。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白い、お薦め。
    異なる時間軸で紡がれる慕情や郷愁、それを繊細にして抒情豊かに綴った珠玉作。登場人物は、僕・君・女・母・彼の5人。僕と君は勿論、すべての組み合わせで会話があり、長い時を経て関係性が明らかになっていく。その情景が鮮明に浮かび上がるという、朗読劇ならではの醍醐味。5人の喜び 悲しみ、そして驚きといった心情が手に取るようにわかる。

    少しネタバレするが、舞台は 或る年の8月31日夕暮れ、人気のない海辺。物語は 茫洋と海を眺めて、街へ帰る最終バスに乗り遅れた高校生2人の淡い思い、その回顧から始まる。今となっては夢か現か、過去と現在を彷徨する。可笑しくて 優しい、でも悲しくて残酷な…。舞台技術、時間と心情を表す照明の諧調、音響は さざ波や微風、音楽は咲田雄作 氏によるギターの生演奏、この上ない贅沢な時間が舞台空間に流れ、実に気持ち良い。
    (上演時間1時間30分 休憩なし) 追記予定

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

     えのもと ぐりむさんの脚本。極めて詩的な朗読劇である。オープニングで生ギターの演奏と歌唱。その後ギターは効果を担う。上演形態は朗読劇だが間の取り方や表情、声音等の変化で登場人物の心理をも細かに表現し脚本に描かれた内実を上手く舞台化している役者陣の演技、演出の良さが、この上演空間に辿り着く迄の都会の暗がりの持つ何とも言えない雰囲気とも呼応してグー。お勧めである。華4つ☆

    ネタバレBOX

     観たいではPaul EluardのL'Amourに絡めたコメントを書いたので観劇後は同じフランスの詩人、Paul VALÉRYの"Charmes"所収の有名な詩Le Cimetière marinから今作終章に呼応する1行を抜き出し書き添えておく。
    La mer, la mer, toujours recommencée
     VALÉRYの用いる単語は極めて簡易である。それは彼が20世紀最高の知性と称されたことにも関係するように、言語が真に厳密な表現機構を為す為にはその単語1つ1つが数学的に相互規定し合ってその内実を厳密に規定し合い意味する内容を正確に相互規定し合うことによって表現される内実に異同が起こらないことを目指したからである。従って読者に要求されることは上記のコンセプトを目指しつつ己の思惟によって為される厳密な解釈である。自分も仏語を習い始めて半年ほどでVALÉRYの原書にあたった。辞書と首っ引きであったが単語は容易で解釈に苦労した。その後、その詩行の美しさに撃たれるようになったのは矢張りBaudelaireの"Les Fleurs du mal"を愉しむようになる頃迄待たねばならなかったが。無論VALÉRYの理想は実現しない。然しVALÉRYは哲学の盲点を曝け出したことが重要だ。哲学が言語を用いる限り厳密な意味でそれが普遍的であることなど在り得ない。哲学は、異論、無数の解釈の集大成に成らざるを得ないのだ。
    今作の序盤と終盤は極めてよく似た台詞でサンドイッチされているが、その内実は大きく異なる。このような差異こそ、言語の持つ曖昧さに起因しているように思われる。そのような曖昧を生きるヒトという生き物の生々流転、淀みに浮かぶ泡沫の如き存在の侘しさ、哀感、未練や何やらを下敷きにこれらを越えようとする靭さを載せてLe Cimetière marinのLa mer, la mer, toujours recommencéeと今作が響き合う。
     仏語辞書を引いて各自、仏文は自分で解釈したまえ
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    素晴らしいの一言に尽きます。朗読劇とは思えない、情景が豊かに浮かぶ手法。この観劇で、人の想いは永遠に消えないのだと再認識した気がします。

    ネタバレBOX

    白いワンピースの女優さんが、とても綺麗です。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    波打ち際の泡、錆が浮いた停留所の表示板、風に揺れるカーテン、空耳かと思う音色と空・・・様々な情景が浮かんでは消え次の情景に・・・映像のようにイマジネーションを掻き立てられる朗読劇
    こんなに胸が苦しくなる直球の恋愛ものに出逢えたのは超久しぶりかも
    若い方に響くところはあるに違いないけれど、包括的に味わい尽くす事ができるのは中高年の観客ではないかと
    胸がしめつけられる初恋の感覚を今一度呼び起こしてみたい方は是非

    絶妙なタイミングで差し込まれる生ギターの音色
    ソファー席のみならず、どの座席(自由席)にも飲物を置けるテーブルなり台が用意されており、劇場とはまた違う ゆったりした空間で舞台の世界に没頭できるというのも素晴らしかったです(飲物の注文は任意)

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    気になっていた「えのもとぐりむ」さんの脚本作品を初めて見ました。
    ひと夏の淡い恋物語からその後…のお話。
    脚本も良く、役者さんもリーディングなのにお芝居を見ているような臨場感があって作品を堪能する事ができました。
    生歌、生演奏もとても効果的に入っていて贅沢な時間でした。

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