満足度★★★★
出演*高田聖子×脚本*福原充則×演出*木野花×ザ・スズナリ 、
高田聖子さんが、毎回、脚本家、演出家に声をかけて結成するユニット「月影番外地」第3弾。
今回も、出演*高田聖子×脚本*福原充則×演出*木野花、おまけに×ザ・スズナリ という豪華タッグ!
1,2弾目も観劇しましたが、シリアス+少し笑いといった感じだったのが、
今回は少し変わって、「小劇場の芝居」×笑い×シュール。
新感線のような荒唐無稽の大活劇ではない、等身大の「さびしくつつましくおとなしい孤独な中年女性」という高田聖子さんの設定は共通。
麻子(高田さん)は、赤羽駅前でティッシュを配って20年、独身、ラジオで革命を叫ぶ海賊放送を聞くことだけが楽しみな女。
ある日、海賊放送の青年(丸山さん)と、偶然、電信柱の上で出会い、二人は恋に落ちる。
青年は、愛する麻子の寂しさを普通に目立たなくするため、他の麻子より幸福な人々に寂しさと孤独を与えるため、
海賊放送の内容は徐々にエスカレート、扇動された住民は暴動をおこしはじめ、「赤羽」は荒れていった…。
執拗に「赤羽」にこだわり、北の「サイタマ」「ニシ・カ・ワグチ」は、まるで未開の北海道のような扱いだったり、とシュールな笑いとペーソスがいっぱいです。
満足度★★★
ファンタジーというよりは、夢落ち
40過ぎの女性、働いていて、淋しい感じ。このスタートラインからどう展開していくのか。結論としては、あまり盛り上がりもせず、感心もせず。一定の質はあったけれど、後に何か残ったかと問われると苦しい感じ。
役者さん汗まみれ
残念な事に間に合わず途中入場になりましたが
流れ姉妹のようなガヤのみなさんの目まぐるしい出演と個性的キャラ。
丸山さんの彼岸にでも行ってそうな真っ直ぐな感じ、高田さん政岡さんのやりとりなど面白いと感じる場面は沢山ありました。狭いスズナリで小さい大きな話の広がりが展開さえるので突拍子もない空間なのですが、少しだけ物足りなさを感じました。ま、全部見れなかった影響もあるのかな、ラストシーンは好きです。
満足度★★★★★
ベンチシートで
最前列のかぶりつき。お尻は痛くなりましたが、目の前で、微笑み、叫び、転び、這いつくばる高田聖子さんを見ることができて、感激しました。
お話も、ぶっ飛んでましたが、深い。
私の周りのシジュウオンナ(アラフォーという明るいヒビキじゃない・笑)友達みんなに見てほしい。
他人を妬まず羨まず、そしてもちろん蔑まず、楽しく元気に生きたいな。と、思いながら帰りました。
大満足のお芝居です。