満足度★★★★★
わかりやすく、楽しい舞台
舞台観劇初心者の私でも、爽快に笑えてとても楽しめました。
今の世の中を生き抜くために、誰かのために生きていくために、
かっこ悪くても必死にあがくんだ。「生」の価値観の違いを言い争う
登場人物たちの想いのひとつひとつ…そして変化が、コメディの
舞台の中に上手に描き出されていました。
満足度★★★★
笑いのセンスと生きるというテーマの確立はお見事!
実際にあった本当の話を書き下ろしたらしい。
↑
このらしい・・っつーのは実際に脚本家の三谷昌登にお逢いして例の如く、根掘り葉掘り聞いたのでした。
んで・・本題
ネタバレBOXに。。
満足度★★★★
誤解が誤解を・・・。
感動とまではいきませんでしたが、コメディーとして存分に笑わさせていただきましたぁ!!
最後は、出航しちゃって終わりで良かった気もするのですが、さらに引っ張ってて、クドカッタ気もしましたがぁ・・・。
満足度★★
「観たい」の多数の投稿は組織票みたいで、どうかなぁと思います。
観たあとから気付いたことだが・・・。「観たい」にある41件、期待値4.8 の投稿は、その殆どがこのためだけに CoRich に登録し「東京タイタニック」にだけ投稿して他には何も投稿していないような方で、まったくの組織票と思われ、CoRich サイトの本来の意図とかけ離れている気がして、いい気持ちがしない。
そんな数字だけに惑わされてノコノコと観に行った私も、この数字がどういうことなのか事前に確認していなかったという点で愚かだった。
作品は、タイタニック号に乗船していた唯一の日本人の話で、その点は事実を下地にして描かれてる。
舞台は、救出された後にニューヨークから帰国する船の中という設定。
宣伝文句にあるように、確かにコメディで、わずかばかりなれどうまい(感動系の)台詞も出てくるのだが、コメディの要素の使い方が私には馴染まなくていまひとつ。空回りしているというか。もういいからやめてよ~、というような箇所が散見された。
意表をついた面白いシーンもあるのだがコメディとしての出来上がりにはネガティブな印象を持つ。
しかし、(念のためネタバレBOX) であり、これをあくまでコメディで通すならば改稿して演出もつけなおすと再演にも耐えうる作品になると思う。
役者陣は達者な方ばかりと見受けられたが、演出にせいか、全般に声を張りっぱなしで、小屋規模も考えて抑えもあればいいのにとも感じた。
主題歌はオリジナル曲。聴いていてどこかで聴いたことがあるかも?と思ったのだがオリジナル曲とのこと。パクリ?かとも思うほどだけど、そんな風に感じるほどキャッチーな曲。なんとカテコでこの本人が出てきて唄ってくれて、これは嬉しい。
満足度★★★★
強烈!万全の稽古で一気に魅せる「安定度抜群の佳作」
初日のマチネ公演を観劇してきました!
まず、率直な感想…
約1時間45分の上演に、一切のたるみなし!さらには、全体を通して問題視するべき要素が見当たらなかったこと…初演にしてこのレベルは見事でした。
芯のあるメッセージをしっかりと見据え、その上でコメディの味付けと融合させた巧みな脚本…。そこに6人の登場人物を演じる『確かなスキルを持った
役者陣』が丹念な稽古を重ねながら作り上げた…そんな足跡がうかがえる、近年稀に見る良質な舞台です。役者陣個々に漂う独特の雰囲気というか個性が、上手く噛み合っていて、観る者にストレスを与えることなくラストまで引っ張っていく…これが江戸川プリンセスの持ち味なのか、この健闘ぶりには拍手を贈りたい。これからの作品を漏れなくチェックしていきたい…そんな楽しみを抱けるような劇団と出会えたことを、心から嬉しく思いました。
素直に「面白かったね~楽しめたね~」と語りながら家路につける舞台…最高じゃないですか?
ハリウッド映画としても超有名なエピソードである「タイタニック号の大惨事」のサイドストーリーとして物語の骨格を形成しているため、導入部のシチュエーション説明が簡易的な流れで済み、すぐさま「東京タイタニック」の世界に入って行ける…とても上手いつくりです。
本公演のキャッチコピーの 『人のために死ぬのではない。…人のために生きる。』…
コメディ色がシリアスな展開を邪魔せず、バランス良い折り合いを見せ、観ている者にも納得のいく、整合性のあう着地に成功している。
江戸川プリンセス…記念すべき再結成公演は、都合を調整してでも観にいってみる価値があると思います。今日の観劇で私は大ファンになりました。毎回必ず客席を訪れたいと思いました。今後の活躍に期待しています…がんばってください。