実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/03/23 (日) 17:00
お気に入り劇団が、「かわいいコンビニ店員飯田さん」の池内風の脚本で演じる、半分社会派の物語。とても面白い。(前説を兼ねての放送4分を含み)96分。
とある大学の演劇部の部室で展開される、ダメダメ部員と社会運動女子とダメダメ演劇部OBによる、社会運動のメッセージが届かないので演劇部にヒントをもらいに来るが…、の物語。演劇部あるあるな展開に笑わされるのだけれど、「パヨク」と「ネトウヨ」のあたりから単に笑っていられない感じもあって、穏やかに終わるけれど問題提起はしてるんだろうなと思う。村上弦のメガネ女子はヴィジュアルも大ヒットだが、メッセージの伝わり方を何段階にも演じる見事さも感じた。
実演鑑賞
満足度★★★★★
旗揚げ時代に、ここはもっと脚本力が付けば凄い劇団になるのではないかと
個人的にもどかしい思いをしたのだけれどあれから数年、今回脚本を手掛けているのは「かわいいコンビニ店員飯田さん」の池内風さん・・・え、最高じゃん!
実際、キレがあって小気味いい劇団の持ち味が炸裂、本当に最高の舞台でした
学生社会運動メンバーとノンポリ演劇部と演劇部OBの会話劇
劇中に演劇部員の劇評があり、それに笑っていた事を思い出すと何とも書きにくいのですが、リアリティーあるフィールドに生きる三者それぞれに強く惹きつけられ、ただもう目まぐるしいくらい面白かったです
現在をテーマにしたディベートシーンひとつ取っても若者達の放つ言葉に逐一引き込まれるし、加えてディベートしてない者の発言までもが香ばしく、これまた引き込まれてしまうという
笑ってしまう中に何ともいえない悲哀が、その悲哀にさえ可笑し味がこみあげてくるのだから、この3人、いつまでも見ていたい