満足度★★★★
関矢、復活の兆し
土曜日に続き、千秋楽を観劇。
土曜のマチネ後の書き込みでは、関矢の元気のなさを勝手に心配していたのだが、制作の佐藤さんの情報によると、ソワレ前に関矢が気炎をあげていたとのこと。自らの不甲斐なさに、休火山が噴火したのだろう。果たして千秋楽では、その関矢の気合が十分に伝わってきた。女帝は私だ、他の誰にも渡しはしない、そう聴こえてきた。
都築も、引き続き快調。昨年の初舞台と同一人物とは思えない存在感である。餓死菓子、声が限界を超えてしまっている。この辺りは今後の課題であろう。
3月半の断食で本劇団の得たものは大きかったと総括したい。さよならなつやすみで、更なる進化を見せていただくことを今から楽しみにしている。
満足度★★★★
新生EOE、断食の甲斐はあった
長い断食であった。ようやく新生EOEを観ることができる高揚感と共に、昨年初めて訪れ、EOEと出会ったウッディシアターに入った。
昨年は正直何を言っているのか聞き取れなかった都築の声がよく聴こえる。滑舌の訓練の成果がようやく実ってきたのか。今回の彼の役は意外なものであったが、よく頑張っている。初めての主役を勝ち取った菊池も、相変わらず前説から活躍している。2011年組の最後を飾る保坂も着実に成長している。
2012年組はすでにブログデビューを果たしているが、板の上で観るのは初めて。中でも木崎千温の演技が光る。
絶対エースの平澤は、ますますその持てる力を発揮している。何度か彼女の台詞に鳥肌がたった。
今回唯一残念だったのが、女帝関矢。ハイスピード、ハイテンションのEOEの中で、唯一人、しゃべりのスピードが遅い。おそらくこれ以上のスピードで喋れば、滑舌に問題がでてくるのではないかと思われる。限界を決めてできる範囲内で闘っている感じを受けた。限界突破で闘うEOEの女帝を名乗る以上、もう一つ殻を破って欲しい。
予告編で、次回があの作品と知った。また暫くEOEから目が離せそうにない。
おっと、その前に先ずはあしたの千秋楽だ。
満足度★★★★
表現がすごかった90分
EOE初見でしたが、大道具なし、小道具も、バドミントンのラケットだけで、素舞台でどんなものかと不安でしたが、やはり、ひとりじゃない、仲間を励ますのが、スポーツ演劇としての楽しさを証明。表現のあった90分でした。