実演鑑賞
満足度★★★★
面白かったです。
登場人物達が面白過ぎて、ずっと口元が緩んでいました。
クセは強いけれど、確かにこんな人いるよなぁというリアル感もありました。
笑いの中に、考えさせられる台詞が沢山あって、自分の人生を考えさせられました。
ストーリー、演出共に観応えがあり、前向きになれる良い舞台でした。
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い。
中年男性への密かな応援歌といった物語。タイトルは人生の3分の2(野球で言えば6回ぐらいか)ほど過ぎた中年男の現状を表しているような。舞台は銭湯、その名も招湯。そこへ来る常連客の愚痴、ぼやき、嘆きといった不平不満を笑いと悲哀で綴る。物語は悶々とした胸の内を曝け出すが、実際に行動を起こすかと言えば 二の足を踏む。見所は、その圧倒的な演技力。
まだ何者にもなれない中年男たち、無為に歳月だけが過ぎていくが、それでもよし といった惰性・諦念といった気持もある。ところが或る出来事によって心境の変化がおきる。まずは、草野球チームを作って という前向きな姿勢になること。もう一つが、常連客の1人が夢を叶えようとしていること。この男が 夢から一番遠そうに思えたが、努力は実を結ぶといった教訓じみたことが描かれる。
公演は むさい男=オッサンが「銭湯」と「サウナ」で語る くたびれた話が中心だが、劇中のキャッチボールのシーンは躍動感と迫力がある。なお オッサンたちの背景は 敢えて深追いせず、今の状況を淡々と描く。そこに身近にいるオッサンたちのリアルが立ち上がる。他愛ない会話の中に納得と共感を誘うような。ぜひ劇場で。
(上演時間1時間55分 休憩なし)
実演鑑賞
満足度★★★
銭湯のオヤジと常連客、人生ほぼ負け戦なオッサン達の会話劇。冴えない男達の話は大好物だけど、セットを脱衣所とサウナの2つに分けた意味があまりないのと、肌色のパンツはちと残念。