満足度★★★★
蓬莱さんのセリフ、問いかけるものは、いちいち凄い。そして、終始、静かで少し重いものが残った。
郊外の人気有名レストランに、また一人、新たなコックが加わることになった。
しかし、そこで見たものは、外から見たイメージとは異なるものだった。
地味でも本当に「おいしいものをお客様に提供する」という、これまで当たり前と考えていたことに、疑問符が投げかけられる。
料理の値段は適当に決められ、毎日の特別メニューは、味ではなく、見た目のインパクトや派手さが重視される。
本当においしいものは何なのか。
客は、何を求めてここに来るのか。
矛盾や問題を突き付ける蓬莱さんのセリフは、重く、いちいち納得、考えさせられてしまいます。
やさぐれた感じの仲村トオルさんの静かな迫力、
こちらも静かで独特の雰囲気のYOUさん、
江守徹さんは、終始穏やかに語る。死別した妻のスープを再現しようと色々試すのですが…。
いつもはおっとりした感じの柄本佑さんは、ひとり、一番普通の常識人を演じる。
ベテランぞろいの面子も面白く、見た後、何か、ずしりとしたものが残された気がしました。
満足度★★★
静かな演劇inパルコ
急遽登板になった中村倫也さん好演でした。
千葉さんのだらしない男役って久しぶりに見たような気がする。
内容が静かで地味めなので、台詞の聞き逃しがありそうでかなり神経尖らせてみてました。
満足度★★★
有名人達が。。。
テレビや映画等にも出演している有名な方々が出演している舞台を見るのはとても久しぶりでした。そこにいるだけで、下手だろうがなんだろうが、お客さんは満足するんでしょうね。8000円のチケットでも。それにしてもキャッチーな内容でした。
満足度★★★
ハンドダウンキッチン
観終わった後に、このタイトルの意味がわかりました。
俳優さん、女優さん方の演技はとても、魅力的でした。
クスリと笑えるところもあり、すごいエネルギーだなぁと思います。
ただ、話が後半突然終わってしまった感があって、
もっともっと、ストンと落ちる何かがあったらなぁと、少し思いました。
しかし、120分とは思えない速さでした。
面白かったです。
満足度★★★★★
考えさせられた
レストランの中での話ではありますが、自分の仕事や人生やら色んな事に共通する事で、どこかで「これって正しいのかな」と時々思っていた事を描いてくれていたので、とても考えさせられた舞台でした。
最近の観劇は、単純に楽しめる舞台が多かったので、グサッとくる台詞や、見終わった後の考えさせられる感覚が久しぶりだったので、とても良い作品を観れたなと思いました。
今、「観てきた」コメントを書きながら、これを投稿しようか迷っています。
満足度★★★★
本物は…
ブラックだけどコメディではなかった。
職業上グサグサと突き刺さる台詞にやられました。
江守徹さんが可愛い!まさか癒しの存在になるとは。
仲村トオルさんは千葉哲也先生似?
宮崎くん存在感があって良い。
蓬莱作品のYOUさんは抑えた演技でいつもと違うのが魅力。長台詞鈍っていたけどそうだよね。
お話もですが、セットも照明も
素敵でした。
誕生日プレゼントとしてチケットをくれた、そして一緒に観に行ってくれた友人に感謝。