家庭教師マミヤ 公演情報 家庭教師マミヤ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-15件 / 15件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    出張の移動日に観ました。東京・下北に出てる劇団、レベルたか!っと思いましたね。
    すごい。シナリオ、演技、音の使い方、暗転の使い方、すごいです。
    わたし仙台ですが、仙台で見る芝居とはレベルが全然違うなあ、としみじみ
    思いました。

    ネタバレBOX

    歴史の年号を覚えている、という前振りに
    家庭の教師がそうなった経緯を掛けて 年号でその
    家庭の教師の男性の出来事を被せる、
    その辺のセンスの凄さ。
    これは一例でしかないですが、こういうセンスを
    感じる部分がかなりたくさんあり、いやあ、驚きました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    いや〜、満腹になりました。
    途中10分の休憩があるものの、トータル2時間40分という長丁場‼️言うなれば新幹線で大阪へ向かうのに等しい時間だ。飽きずに見とどけることが出来るのだろうか?
    果たして・・・その思いは杞憂だった。
    まず、見事なプロット。そんなとこまで?と思うような細かい設定で多少の寄り道はあるがあくまで途切れず、絶対にブレない安心感、安定感、スピード感で起承転結を完成させる。これこそがライオンパーマの真骨頂だ。スピード感があるのに上演する作品は2時間オーバー?これは幕が上がってから降りるまで一本の線で繋がっているものの、曲線だから(笑)。正直、過去の作品では冗長感を覚えたモノもあったが、今回の作品は途中の休憩を挟んでも集中力が途切れることなく、時間の経過を忘れて没頭、充分に楽しめた。新幹線よりもリニアに乗ったような時間の流れだった。気の利いた台詞の応酬、間の取り方、暗転のタイミングなどすべてが効果的だった。確かにこの劇団は深化している、と実感できた。重箱の角になるけど、私が観た回は、台詞を噛む(というか台詞のタイミングが重なる)場面が三回ほどあったのが、惜しいと言えば言えるかな。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    なんなんだこの没入感。一度入り込んだら抜け出せない、長尺?いや終わってほしくない、この奇妙な依存。伏線だらけだ。本で例えるなら真っ黒になってしまう。けれども、それが解かれていく様に、「ライオンパーマ」の奇跡を読む。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    いや~実にライオンパーマらしいかなり凝った作品ですね。ちょっと長尺でしたが、シニカルな笑いとサスペンスっぽい展開に飽きることなく観ることが出来ました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    千秋楽を堪能しました。でも最後列に近いほうだったのですが近くにひとり、なんだか検討外れなところでへんなリアクションと大げさな笑いを入れているお客様がいて…かなり集中力を削がれてしまったのが残念。映像記録のためのカメラが入っていたのを意識して自分の爪痕を残したかったのかな…今までライオンパーマさんの公演でこういう場面に遭遇したことはなく、アクシデントだと割り切ることにします。お初の妹も誘いました。また次回も観たいそうです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    とても面白かったです!
    怪し気なストーリーと独特の雰囲気に、あっという間に惹き込まれました。
    ふわっとしたギャグや台詞が面白くて、ずっと口元が緩んでいました。
    笑いの中に何とも言えぬ怖さもあり、そして愛のある舞台で、ラストは涙腺が緩みました。
    クセの強い登場人物達を、役者さん達は魅力的に演じていました!
    私のツボに嵌った舞台でした。大満足でした!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    下北沢演劇祭参加作品とあって上演時間は10分の休憩をはさんで、2時間40分
    暗転を多用した演出でポンポンと進んでいき長尺演目にありがちな、中だるみ感は無く集中して観ていられました。
    随所に伏線が張り巡らされていて、最後にはきっちりと回収されて、観終わった後には スッキリとでき
    ライオンパーマさんの新境地のような作品でした^^

    ネタバレBOX

    タイトルの「家庭教師マミヤ」 実は「家庭の教師」 ラストには自らの家庭を依頼するといった
    ジーンとくるエンディングには 思わずウルウル・・・でした
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    とにかく良かったです!2時間40分の長尺芝居ではあるが,最初から引き込まれ(物語の作り方,魅せ方がとても上手い),最後の最後まで飽きることは全くなく,次の展開はどうなるのか?,集中して追っていました。ホラーっぽいけど愛の物語ですなぁ。この物語の次の展開がとても気になります(この終わらせ方も上手い!)。ライオンパーマさんの次の舞台は10月に「恋愛漫画」,2019年に「真・恋愛漫画」を観劇しているけど,次は「鳳凰編」,再演でもいろいろ盛り込んで,物語を面白く深くしているライオンパーマさん。どう作ってくるのか?今から楽しみです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    2/8観劇

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    セリフのテンポ、心地よさは素晴らしく、途中挟み込まれる笑いもピンポイントで楽しく飽きさせない。長尺だったがそれを感じさせない展開だった。最後の伏線回収もライオンパーマらしく嬉しい。音楽もよかった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/02/08 (土) 14:00

    いやあ、ベタですが、ウェルメイドという言葉が自然と思い浮かびます。
    役者の皆様が本当に全員魅力的で粒が揃っていて、全てのバランスが心地よく、
    あっという間の160分でした。
    (ネタバレに追記します。)

    ネタバレBOX

    作り手の小劇場愛が随所に感じられます。みんな大好き「劇的なるもの」を巧みに配置、
    ギターのカッティングによるシーンの展開、高低差を極力抑えたテンションの緩急、
    キメのピンスポット、年号を被せていく迫真の二人芝居など、これ、これだよと拳を
    握る大好きなシーンが多々ありました。

    コメディのセンスは言わずもがなだと思いますが、ワードのチョイスは勿論のこと、
    フックを最初に仕込んでからの、引っかけにいく感じがとても上手いと思います。
    いろいろありましたが、一例として、小上がりの黄金の間空間にて、
    ロードの歌詞をたたみこんできた時には、腹が捩れて死ぬかと思いました。
    フックが単なるダジャレというのもくだらなすぎて秀逸です。

    大笑いしながら、最後全部ぶち壊れて終末観漂うのかと思いきや、まさかのハッピーエンド。
    最後の最後でバートバカラックの名曲。泣きそうになりました。
    ありがとうございました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    独特の世界観が増大した感じの作品でした
    合う人には合うけど~という
    隣にいたお兄さんが前半で消えたし・・・・
    まぁさておき
    自分的は面白かったなぁと
    大笑いするような場面は無いのですが
    クスリと笑うシーンを混ぜて
    家庭や家族のありかたなどを
    斜めに見た感じでまとめてく手法は
    長丁場ながらも眠気起こらず観れました
    極悪人も極善人も出てこない
    普通といわれそうな方々の織り成す
    家庭群像劇かな
    アンケート用紙あり
    2時間半+10分の休憩付き

    ネタバレBOX

    家庭「の」教師だったマミヤ氏
    助手も付けての家庭のあり方探しを
    自らもしていたというオチであってるかな

    住宅街にある深夜食堂のような食事処が
    面白いアクセントで出てきて
    哭きの竜とかも
    解説付きで名セリフ出してきて
    わかりやすくしてたなぁとも

    主軸ともいえる立花家
    マミヤ氏が家庭教師をしてた
    高校受験のお嬢さんが無事に
    優秀な兄と同じ高校に入学できた
    明るいオチは良かったが
    人の好い苦労人風だった隣人の今井氏が
    立花家の主人と関係していた
    愛人にからめとられてるらしい感じは
    一筋縄ではいかない締め方ですねぇ

    家庭教師の助手という設定も
    なかなか世界観出してたねぇ
    その助手さんの独り立ちに
    夫婦双方から依頼出して家庭の改善頼む
    という愛情の深さはしんみりさせられたし
    その元助手さんに隣の今井家の長女が
    助手としてつくのも面白かった
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/02/07 (金) 14:00

    ライオンパーマはお芝居のテンポが良くていつも楽しませてもらってます。
    ひとつひとつピースがはまっていくような展開で今回も存分に楽しめました。
    登場人物同士の絡みがいちいち絶妙で役者さんたちのセリフのタイミングが完璧なことで冒頭から世界観に一気に引き込まれます。
    上演時間は長いですがこれまた絶妙なタイミングで休憩に入り、後半も最後まで集中が切れることなく鑑賞できました。
    次回作も楽しみにしております。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    8歳の娘が演劇に興味があり、親子で見に行かせてもらいました。時間的にも内容的にも大人向けと思い、子どもにはどうかな?と少し心配でしたが、始まってみるとあっという間でした。笑いが起こるシーンも多く、娘も楽しんでいて、ストーリーもちゃんとわかったようです。大人も子どもも心から楽しませてもらいました。普段はなかなか演劇を見る機会がないので、ステキな世界を教えて頂いて、感謝しています。家に帰ってから「もう一回見たい!」「また見に行こうね」とずっと言っております

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

     途中10分間の休憩を挟む2時間40分の長尺もの。作品解説にもあるように家庭教師は、現在のような不信の時代にあっても他人が堂々と一般家庭に入り込むことができる仕事である。して、これだけ長尺の作品となれば、普通一般の人々が想像する家庭教師とは異なるのが当然だろ? 然り異なるのだ! さて どう異なるのか? それは観てのお愉しみだ。

    ネタバレBOX


     板上 下手奥のコーナーに正方形の平台、コーナーの角を挟むように衝立を設け客席正面の衝立は襖仕様になっているので開閉できる。場面によって子供の勉強部屋になったり、上手奥に暖簾の掛かったバーカウンターと箱馬が在ることから見て取れるように店(小料理屋)の隠し部屋になったりと用途は様々。 
     読者をじらすのは此処迄。序盤はマミヤが関わる二つの家庭の、関わる前の各々の家庭の有様やその日常風景など、中・後半からは何と家庭教師マミヤは助手を持つことがまたその手腕は卓越したものであることが明らかにされつつ、同時にその助手もマミヤと同じように鋭い洞察力と鋭敏な感性そして明晰な思考力を持つことも徐々に分かる。更に登場するこれ迄挙げた人物たちと新たに登場する人物たちが密接なくんずほぐれつの諸関係を織りなし、何度も示唆されていた怪しい関係等が、メスの切れ味のように鋭い論理的思考によって沈着冷静に処置され明かされてゆく怖い程の迫真的展開で演じられてゆく。ラストシーンも実に意味深である。

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