実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/12/11 (水) 14:00
時として口論などもあるが基本的にはありふれた日常会話なのに2時間超を見せてしまうのは何故?と予てから思っていたがこの回のアフタートークゲストの本谷有希子さんの「リズムや間合い、重なり方などが音楽のような会話」という指摘で「あ、それだ!」と氷解。
アフタートークではほかに石黒さんが親戚の会話を文字起こしして解析(?)していることなども披露され、「石黒戯曲」の秘密を垣間見たようで興味深かった。
終演後に「あの特徴的な茨城訛りを日常的に使っている方はどう見えるのだろう?」と思ったが、3年前の再演時に「標準語版を見たいような見たくないような」との感想を綴っており、発想が一緒。(笑)
ちなみに上演時間は初演が130分弱、再演が125分、今回が135分。
実演鑑賞
満足度★★★★★
劇団普通の代表作(と思う)『病室』の再演で、会場は前回上演と同じ三鷹市芸術文化センター。全編茨城弁で語られる会話劇は、全体的にとても静かで、登場人物たちの背景が少しずつ浮かび上がる。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/12/10 (火)
息を呑み込みながらも、笑ってしまったり、と。
そこに「病室」があった。
地域と家族.そして病気…。
しかも全編茨城弁で繰り広げられる言葉たち。
すごく良かった。
実演鑑賞
満足度★★★
『風景』から観始めたので、その前の『病室』もずっと気になっていた。だが『病室』から観始めていたらその後は観なかったかも知れない。体調のせいもあるのか前半目茶苦茶眠かった。そして長くだらだらしてキレがない。用松亮氏目線で切り取った人生模様に凝縮して編集すべき。要らないシーンが多過ぎる。(その要らない部分こそがこの劇団の武器なのだが、今回はそう思えなかった)。
テーマは『家族』。体を壊して死を見据えた時、自分には誰がいるのか?