二十歳の集い 公演情報 二十歳の集い」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-16件 / 16件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2025/01/06 (月) 15:00

    【ナイゲン(初演版)を読む会】
    2012年の再演以来改稿しながら他劇団によるものも含め上演を重ねている「ナイゲン」の原点である2006年初演版の読み合わせ。
    喩えて言えばよく知っている人物の幼少時の写真を見るように「まんまだね/確かに面影があるな/当時のアレは今いずこ?」が随所にありとても楽しい。あるいは「荒野の7人」を観てから「七人の侍」を観た(σ(^-^) の実体験)ように「あの人物(やプロット)がそんな風に(分割されたり統合されたりして)その人物(やプロット)になったのか」と見てとれてこれまた大変楽しい。

    アフタートークで冨坂さんが仰った欠点や某演者(笑)発言の「普及版を知っているから美化して見える」な部分も頷けないでもないが、TLで目にした感想に「ナイゲン(普及版)を知らずに観たが面白かった」というのがあり、やはり「普及版を知っているから面白い」のではなく「普及版を知っていればより面白いが、知らなくても(=初見でも)充分面白い」と言えるのではなかろうか?

    あと、当日くじ引きで決まった配役が思った以上にハマっていたことや上演中の面々の表情もまた良くて至福の時間を過ごせた♪

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2025/01/05 (日) 13:00

    何とか二人の人物を会わせないようにしようというコメディの基本パターンから徐々にギアを上げてゆき他の要素も加えてクライマックスを迎える「Go as Operation!!」は作・演出が淺越さんではあるがやはり「アガリスク風味」満載。
    続いての「宇宙からの婚約者」はいわば「ウルトラ版ロミオとジュリエット」だが沙翁と較べて悲劇性が高く、終盤の決して交わることのない二人の想いからのラストが切ない。
    約5年前の初演も観ていたが、当時よりも切なさが増したと感じたのは演出/演者の違いかこちらの心境の変化によるものか?
    ともあれ本作で2025年の観劇をスタートできてホクホク♪

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    観劇初めにアガリスク二十歳の集い 。
    脚本も演者さんも流石の一言で、見終わったあとは爽快感を覚えた「Go as Operation!!」
    前田さんが出てきたシーンは爆笑。
    伊藤さんもジャンプさんも鹿島さんも古谷さんもみんなキレキレ。榎並さんは観るたびにパワーアップ。
    美魔女店長江益さんも良し。
    初演を観たことのある『宇宙からの婚約者』。
    ストーリーは知っているけど、初見かのように岡田さんと榎並さんの熱演に引き込まれ、笑い泣く。
    最後暗転したあとにかかる曲も世代なので胸熱でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    「ナイゲン(初演版)を読む会」
    2013年版、全国版を映像で見ていたが、そこで生きているシチュエーションが出るとキター!となり、面白かった。
    その面白さ、まさに熊谷さんのコメントが的確だなぁと感嘆。
    くじで決まった配役は皆ハマってたが、特にSASUKE、四面蘇我最高!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    『Go as Operations!!』も『宇宙からの婚約者』も、とにかく面白いし巧いなぁ、脚本も役者も。
    奇蹟の会話、突拍子もない設定を存分に楽しんだ。
    甲乙つけがたいがGo asのラストは矢吹さんにホロっとし、鹿島さんにぶっ飛んだ。
    これからも「見守りましょう」

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    『ナイゲン(初演版)を読む会』を観劇。
    いやー面白かったぁ。これがあーなるのかぁと探しながら見ていたのですが、会場のほとんどの方も笑うポイントが一緒で楽しめました!初演の台本ほしいなぁ。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    とてもおもしろかった!新年早々お見事過ぎる
    笑いをたたみかけられ、すれ違いを堪能、職人芸だなぁ

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    正月に相応しく 明るく楽しい雰囲気の公演。伝えられない想いが溢れ出す、そして何故か心の奥深いところで人間が愛おしくなる、そんな中編2作品。

    「Go as Operation‼」は、寂れた個人経営のレンタルビデオ店を舞台にしたスラップスティック・コメディ。いつまでも続くと思っていた心地良い関係、しかし出会いがあれば別れがあるのは必然。その当たり前が行動の契機になる、状況や台詞の誤解や勘違いを上手く織り込んだ笑劇。年代的には20年近く前の作品で、最近ではレンタルビデオ店は見かけなくなったが、内容的には現代でも十分に通じる。ただ 劇中で使う映画(レンタル商品)は、少し新しいもので、そこは脚本・演出を担当した淺越岳人 氏が巧く辻褄合わせをしている。

    次の「宇宙からの婚約者」は、説明にある通り 彼女はウルトラマンだから一緒になれない、まさに異性が異星(人)だから結婚できないという シャレにもならない悲喜劇。当日パンフに脚本・演出の冨坂友 氏が記しているが、愛する二人の会話が「身近な人と思想的・立場的に絶対に相容れないことが分かってしまった。」という かなり政治的な話になった と。表層的には 面白可笑しいが、その底流に描かれている出来事は怖い。まさにブラックユーモアだ。これを どう乗り越えるか⁉

    2025年に劇団結成20周年を迎える その第一歩。自分としては、今年の観劇初め この楽しめる公演は幸先よし。
    (上演時間2時間15分 途中転換あり) 

    ネタバレBOX

    ●「Go as Operation‼」の舞台美術は、上手にレンタルビデオ店のカウンター、それ以外のスペースを商品棚。勿論レンタルビデオの陳列はなく空棚であるが、その店内風景は十分。舞台となる店の名は「misdirection」、まさしく”勘違い”である。

    物語は、寂れたレンタルビデオ店に長年勤める中年男 高橋はバイトの大学生 恵理へほのかな好意を隠して働いていたが、その彼女が急遽辞めると。彼女は ひそかに思いを寄せていた常連客の青年 岸に告白しようとしており、一方 岸も理恵へ何か用事があるよう。高橋は二人の恋路を邪魔しようと企むが…。

    そこへ私人の万引きGメン、妻が借りたビデオだから延滞料は支払わない、そして青年 岸の映画撮影への思いなど、各人の勝手な思惑等が絡まり混沌とした様相へ。特に万引きの盗ると映画を撮るといった<トル>という言葉の語感が勘違いを生む面白さ。因みに劇中見せるビデオ「万引き家族」は2018年公開。

    ●「宇宙からの婚約者」
    舞台美術は二人がいる部屋、上手にキッチンやラック そして宇宙の絵画。中央に丸テーブルに椅子、下手はレンタルビデオ店の棚。机やパソコンがあり 短い時間の場転換であるがスタイリッシュな感じへ。二人の会話が異次元へ飛んだ時、大きな音と共に後景に銀幕が落ちる。

    スケールの大きい恋愛話のようだが、何故か世界中のあちこちで見聞きするような話題ー紛争・戦争そして難民移住などーに思える。彼女はウルトラマン、実は彼も宇宙人で母星を失い移住する星を見つけている。その対象が地球、そして宇宙船の着陸予定地が関東平野だという。宇宙船には立ったまま20億星人が乗船しており、早く着陸をしたい。彼女(ウルトラマン)は、関東一円に住んでいる人が下敷きになり死んでしまうと…。

    かくして恋人同士が尊厳をかけて戦う羽目に というシュールな内容へ。二人にとっての母星ではないが、地球を巡って否が応でも対立せざるを得ない状況は、笑うに笑えない。いや切ない!
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/01/04 (土) 18:00

    ワンシチュエーションの喜劇を楽しく観劇しました。
    言葉使いのスレ違いや話のネタが面白かった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    「Go as Operation!!」と「宇宙からの婚約者」の二本立て。
    アガリスクさんらしいコメディでした。

    ネタバレBOX

    ●Go as Operation!!
    レンタルビデオ店での恋を巡るドタバタコメディ。

    和泉さんが良かった。
    したたかに自分の作戦を考えながら、実行力もある感じが良い。

    秀夫、麻里子、岸の3人のすれ違いコントはアンジャッシュのネタを彷彿とさせ、面白かった。
    私も是枝監督のような有名人のプラベートに干渉するのはあまり良くないと思います笑

    ●宇宙からの婚約者
    実は好き同士だけど両方宇宙人で、戦う使命にあるという荒唐無稽な話だが、最後は少しほろりとするような読後感が良い。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    ①『Go as Operation!!』
    レンタルビデオ屋のベテランバイト、チーフのおっさん(矢吹ジャンプ氏)が主人公。バイトの大学生の女の子(榎並夕起さん)が辞めて郷里に帰る報告に動揺を隠せない。ずっと彼女に恋していたのだ。それを知らぬ彼女は信頼するチーフに常連客(小林和葉氏)への恋心を告げる。今日最後の日に彼に告白したいのだと。とてつもない急展開、迫られる選択肢にテンパるおっさん。とりあえず恋の成就なぞさせてなるものか。売れないバンドマンの常連客(古谷蓮氏)を借金をカタに協力させて恋が成就しないように舵を切る。

    ②『宇宙からの婚約者』
    到頭恋人にプロポーズをする日が訪れた。主人公(岡田怜志氏)は給料2.5ヶ月分の指輪をセッティング。付き合って一年の彼女(榎並夕起さん)に求婚するも返事はNO。は?理由が酷い。「実は私、ウルトラマンなので」。

    古谷蓮氏は窪塚洋介っぽい。
    岡田怜志氏は余り見ないキャラ。観客と気軽にやり取りしながら場を回す。
    榎並夕起さんは出ずっぱり。

    ①店長がお薦めする『ホーム・アローン2』、その心は?が面白かった。

    ②ウルトラセブンの最終話、モロボシ・ダンが友里アンヌに自分の正体を明かす名シーン。一瞬暗転、突如背景に銀ラメの幕がすっと下がり、手前の見つめ合う二人はシルエットのみになる。流れるシューマン『ピアノ協奏曲イ短調』。完璧な演出。今作ではこれにオマージュを捧げている。

    ネタバレBOX

    ①やりたいことは判るんだけど物語の構造として弱い。イケメン客と美人バイトの恋路の邪魔をする人為的『君の名は』。すれ違いメロドラマなんて昔流行ったものだが携帯の普及でなかなか現代で成立させることは難しくなった。万引きGメンに憧れて家を飛び出した主婦というのも無理くり。その店で自分が借りたDVDを延滞したまま家を出て、「この店が万引き犯を見張るのに最適だ」なんて・・・。アンジャッシュ系の勘違いトークの笑いもスマートじゃない。出ハケも力技ばかりでどうもノっていかない。全く事情を知らずパニクるマトモな店員なんか欲しかった。入り組んだ人間関係がどんどん絡まっていき混沌、それを見事なあやとりの技一発で決める狙いすましたテクニックが見たかった。

    ②円谷プロの『ウルトラマン』シリーズが実話だという設定。頻繁に日本は怪獣と宇宙人に襲われている世界線。拐った人間を人形にして遊ぶ宇宙人ネタが面白かった。好きな系統の話なんだけれど何かちょっと違った。互いが相手をそこまで愛している感じがしなかったからか。

    ※ラストに流れるのがBOØWYの「LONGER THAN FOREVER」なのが意外な選曲だった。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    中編2作。 
    どちらもめちゃめちゃ面白いけど、好みは「Go as operation」。ワードセンス抜群だし、役者も全員上手い。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    本年の初観劇。
    2作ともアガリスクらしいワンシチュエーションコメディ。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    観てきました☆ 
    面白かったんだけど、ちょっとテンポが速すぎてついていけない感があったかな〜

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    今年初観劇

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    小雨降る中上野の小屋へ。2作品とも面白く年の初めに見て正解!
    正月早々楽しませてもらいました。
    アフタートークの冨坂さんと淺越さんの話が帰ってからも気になったのでウルトラマンセブンの最終回を確認しちゃいました。

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