実演鑑賞
満足度★★★★★
感想遅くなりました。それぞれに事情があるが、懸命に生きている感じが出ててとても見ごたえがありました。ご都合主義にならずにそれぞれの問題がすっきり解決することなく、それがとてもリアルに感じました。ラスト、みんなでご飯救われますね。
前回作品も拝見していますが、今回もとてもよく出来た作品だと思います。
役者の皆さんのお芝居もとても感情豊かで素晴らしかったです。
実演鑑賞
満足度★★★
全ては自分で解決して行かなければ、しかしその自縄自縛のような思い込みが事態を更に深刻にする。それを痛痒く紡ぐような感覚劇といったところ。まさにドロ沼状態だが、今居る場所が何となく救いになっている。喧騒に佇む下宿に集う人々の心温まる交流と愛しい日々が淡々と描かれている。
説明だと「病床に伏せる父の代わりに、一軒の下宿で住み込み台所番になった女性」の観点から描いた物語のように思えたが…。実際は、大地という大学一年生の強迫観念が周りを巻き込んで といった描き方のよう。彼の悩みや母との(隠れた)確執を中心に、下宿にいる人たちの悩みを点描することで、家族や社会との関わりの複雑さが浮き彫りになってくる。
なお、大地の苦悩は 或る映画の主人公に重なり 面白かったが、全体的(他の人物も含め)に不鮮明な説明・設定が憾み。
有効な処方(箋)はなく、自分で考え周りの助けを得ながら対処療法的に地道に進むしか…。そんな もどかしさを感じさせるが、先ずは皆で食事をしよう。明るく「腹が減っては戦ができぬ」といった旨の言葉が問題解決への嚆矢のよう。
(上演時間1時間30分)
実演鑑賞
満足度★★★★★
とにかく役者の間の取り方が秀逸でした。役者陣のチームワークの良さから来る阿吽の呼吸というか…、全体的にアットホームな雰囲気を感じました。宮沢さんの誕生日を皆でお祝いできて良かったです。
実演鑑賞
満足度★★★★
一見爽やかな雰囲気ですが、結構キツイ作品。色んな問題を取り上げているけど、淡々として、解決に至らない。リアルですね。取り敢えず飯食って落ち着こういうのは好き。
実演鑑賞
満足度★★★
面白かったです。
悩みを抱えた人達の静かな会話劇で、食べる事の大切さをテーマにした良い舞台でした。
食は、身体を作る事は勿論、精神面や人間関係においても大切だと、改めて思いました。