「演劇・時空の旅」シリーズ#4
「演劇・時空の旅」シリーズ#4
実演鑑賞
三股町立文化会館(宮崎県)
他劇場あり:
2012/02/26 (日) ~ 2012/02/26 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.miyazaki-ac.jp/?page_id=200
期間 | 2012/02/26 (日) ~ 2012/02/26 (日) |
---|---|
劇場 | 三股町立文化会館 |
出演 | あべゆう、大畑佳子、椎木樹人、末永都、高野桂子、中村雪絵、松岡優子、森岡光、谷口潤実(パーカション演奏) |
脚本 | |
演出 | 永山智行 |
料金(1枚あたり) |
~ 【発売日】2011/11/05 【前売】 一般/3,000円 学生(小~高校生)/1,500円 【当日】 一般/3,500円 学生(小~高校生)/1,500円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | ロミオよりも、ハムレットよりも、人々に愛された男、―――フォルスタッフ。 酒好きで女好きの彼は、二つの物語の登場人物である。のちのヘンリー五世となる王子ハルの悪友として、いやいやながら戦場に赴く物語(『ヘンリー四世』)、そして、金持ちの人妻に言い寄って、金と恋を手にいれようとするが、女房たちに逆にはめられてしまう物語(『ウィンザーの陽気な女房たち』)。 ふたつの世界を行き来しながら、さてさて、フォルスタッフは生き延びていけるのだろうか……… ---- みんなに阿呆とよばれ、さういふものに私はなりたい―――(演出ノート#4) 長い間、この国で生きる処世術は、より利得的な集団にどれだけ器用に属するかということでした。いい学校に入る、いい会社に入る、仕事をくれる議員や政党を支持する…… 2011.3.11。けれどこの国は変ってしまいました。ピンチになると、ヒーローがやってきて、どうにかしてくれる、というドラマはアナログ放送とともに終わりました。私たちはもはや視聴者ではないのです。多数派に属し、「□□株式会社の、○○です」と名乗ることは、安心を与えるでしょうが、いのちを守る安全は与えてくれません。結局ひとりひとりが肩書きを捨て、「○○です」と名乗る一個の人間であるしかないように思っています。 だから今、この男に、酒好きで女好きで、戦争から真っ先に逃げようとする異端の騎士・フォルスタッフに託しながら、9人の俳優やミュージシャンらとともに、おずおずと未来を思い描いてみたいと思っているのです。 永山智行(財団法人宮崎県立芸術劇場演劇ディレクター) |
その他注意事項 | 就学前のお子様のご入場はご遠慮ください。 (宮崎公演) 2月19日(日)14:00の回の終演後に演出家と出演者による」アフタートークがございます。 (三股公演) 2月26日(日)14:00の回の終演後に演出家と出演者による」アフタートークがございます。 |
スタッフ | 原作:ウィリアム・シェイクスピア 翻訳:小田島雄志 構成・演出:永山智行((財)宮崎県立芸術劇場演劇ディレクター) 舞台監督:土屋宏之(ユニーク・ブレーン) 照明:工藤真一(ユニーク・ブレーン) 音響:関本憲弘(ユニーク・ブレーン) 舞台美術:満木夢奈(ユニーク・ブレーン) 衣裳:仮屋美千子 メイク:串間大輔(D・A・Iメイク事務所) ヘアー:杉富芳子 宣伝美術:関谷小百合 制作:工藤治彦((財)宮崎県立芸術劇場) 岩元勝二(三股町立文化会館) |
[情報提供] 2012/02/02 20:14 by (公財)宮崎県立芸術劇場 企画制作係
[最終更新] 2015/02/23 10:16 by こりっち管理人
酒好きで女好きの彼は、二つの物語の登場人物である。のちのヘンリー五世となる王子ハルの悪友として、いやいやながら戦場に赴く物語(『ヘンリー四世』)、そして、金持ちの人妻に言い寄って、金と恋を手にいれようとするが、女房たち...
もっと読む