満足度★★
第1幕で退散
あの竜巻の被害が出た日、立川まで遠征して、オペレッタ鑑賞に。
こちらも、中央線が一時ストップしたりがあったものの、
大きな混乱も無く開演。
ところが、正直言って、「ヘタ」だった・・・。
日本人演奏家による簡易な形式のオペラ上演は、
時としてこういうこともあるものの、
最近は派手さはなくとも充実したアンサンブルが聴ける団体も増え、
数日前に観て「結構良かったよ」という情報も聞いていたのだが。
皆さん、小粒(見かけでなく歌手として)で、
中には音程のかなり怪しい人もいて、
したがって重唱になると、何とも濁ったハーモニーになってしまう。
それから、器楽陣は、ピアノ、ヴァイオリン、フルートという編成で、
これでは当然、高音部が厚くなり、しかしこれが良い効果を出しているとは言えなかった(上手い人が担当していたらどうだったのか?)。
一方、中低音域はピアノしか出せないので手薄になる。
この編成自体が私には疑問を感じさせるものであったが、
奏者の技量についても、残念ながらこちらも、イマイチであった。
そんなわけで、私は第1幕が終わった段階で退散。
もっとも、知人が何人かいて、この人たちは最後まで観て行って、
「結構面白かった」などと言っているので、私が厳し過ぎるのかな?