夏への扉 公演情報 夏への扉」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★★

    ありがとうございました
    当演目に足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございます。

    また、こちらに感想を書き込んでくださった皆様、感謝です。

    おかげさまで嬉しい感想が多く、ありがたい限りです。

    また、違和感を覚えた箇所など、教えていただき感謝です。

    皆様の意見、感想を糧にして、次回もがんばります。

    ちなみに、次回公演は・・・・・・

    2012年12月18日~23日 学芸大学・千本桜ホール

    「ゴジラ」 
    戯曲:大橋泰彦(劇団離風霊船)
    演出:佐藤雀(雀組ホエールズ) でお届けいたします。

  • 満足度★★★★

    楽しめました
    なんとも素敵なファンタジー。この作品を第1回公演にもってきたのは正解ですね。役者さん達も個性的で楽しめました。

  • 満足度★★★

    極めて日本的なタイムスリップもの
    タイムスリップ系ながら、ある不正が正されたりしないあたりはいかにも日本的?
    一部クドいほどアクの強いキャラもいて、どちらかと言えば商業演劇系の演出ではないかと推察したりもする。
    なお、先述の1人を除いて各キャラの造形が良く、中でもアリスの忙しウサギ的な人物は秀逸。

  • 満足度★★★★★

    ああ切ない!
    若いころのパパとママ、叔父さん、いつまでも一緒にいたいと思ってしまう切なくて心が暖かくなる話でした。

    ネタバレBOX

    今、背中を摩ってくれている若い女性が、あと何年かすると小学生となってまた背中を摩ってくれる…、と思うと何て幸せなんでしょう。叔父と姪の関係っていいですね。泣けました。

    明日に希望を持って、そしてコーヒーの香りで明日香、パパとママの気持ちが分かり、現実では暗かった明日香も恋人と一緒に戻る決心をしました。改めて喫茶店を盛り上げようと頑張っている明日香と恋人、元気になってホント良かったです。

    少年院のジョーも、明日に希望を持ってで、あしたのジョーに。そんな秘話が入るところも過去に遡る面白さですね。

    1990年12月と1966年夏の出来事、enjiが2002年に初演した作品。当時から今じゃなかったんですね。現在と1988年くらいに置き換えたものを観てみたいと思いました。
  • 満足度★★★★

    素敵な物語
    個人的には、とても良い時間を過ごせた!
    喫茶店を舞台に繰り広げられる物語。舞台美術も良かった。
    公演中、客席から手拍子が入る場面もあり、楽しめた。
    役者陣もなかなかの個性派揃い(笑)。
    上演時間100分。

    ネタバレBOX

    夏への扉は初見。

    物語は、夢の中で1990年(物語の現在)から1966年へタイムスリップした主人公明日香が、当時の父母、叔父と触れ合い、未来への希望を取り戻すという話。

    明日香の実家は喫茶店を営んでいたが、母親を2カ月前に亡くした明日香は、希望をなくしていた。父親は母親の葬式にも来ず、消息不明状態。
    大好きだった叔父も小学生の時に亡くしており、喫茶店を売ろうかと考えていた。
    明日香の恋人隆が不動産屋を連れてきたのだが、変わった不動産屋で、
    副業でお香を売っていた。
    なかば押し売りのような形で、明日香は”明日の匂いのするお香”を購入し、試した。
    匂いを嗅ぐことで、眠りにおち、夢の中で1966年へタイムスリップする。

    1966年の世界では、ちょうどビートルズが来日しており、
    ビートルズが宿泊するヒルトンホテルの近くに喫茶店はあった。
    ここで明日香は皆と過ごすことを幸せと感じていて、現在の世界ではもう2週間も眠りから覚めない。
    心配した恋人が、自分もお香の匂いを嗅ぎ、明日香を連れ戻しに夢の世界へやってくる。
    ちょうどその頃、母親の妊娠が判明し、子供の名前を女の子だったら、
    明日へ生きる糧として、明日香と名付けられたことを知る。
    そして、未来への希望を見出し、恋人と夢の世界から帰る決意をする。
    眠りから覚め、恋人と喫茶店で働いていると、消息不明であった父親が帰って来、そのシーンで物語は終了。
    1966年の出来事は割愛したが、大凡のあらすじである。

    舞台美術の喫茶店は良かった。
    喫茶店には出入口、トイレ含め、扉は5つ。奥へ入るところには扉はないが、
    6つの出入口。
    「夏への扉」と「7つ目の扉」をかけているのかと、思ってしまった(笑)。

    1966年に合わせた、古めかしい衣装や歌を歌うシーン(ここで客席から手拍子!)、シェーのポ-ズ等、時代背景を感じさせた。

    役者陣は皆さん好演していたので選ぶのは難しいが、
    個人的には、微笑ましい中にもしっかり魅せる、明日香の叔父さん役の阪本浩之さん、出てくるだけで舞台の雰囲気が明るくなるビートルズ大好き高校生役の末広ゆいさんが良かった。

    ほぼ時間どおりに上演開始。
    こういう当たり前のことができる劇団は少ないので、評価したい。

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