コラソンのおともらち 公演情報 コラソンのおともらち」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-6件 / 6件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    劇団初見。互いにリンクした短編集、大いに楽しめました。にゃんことは特に関係ないようですが。バンドマンあるあるの話やバックヤードでのリアルで辛辣な会話劇。う~ん、グッときましたね。作演出に解説に出演にと大活躍の主宰が印象的。サクサクアーモンド美味しかったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    2年前にかぎしっぽを拝見して2作目の観劇。今回もとても絶妙な短編3作、とても面白かったです。全てのお話、すこしづつかかわりがある辺りも絶妙でした。内容も難しいテーマだけど、笑いも交えて、でもチクッとして、なんか心揺さぶられる内容でした。前回拝見した時も思いましたが、幕間の西山さんの語り、コメントも絶妙で、ほんと良かったです。役者の皆さんも素晴らしい演技。お気に入りの団体さんのひとつになりました。次回公演も楽しみにしています。

  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白い、お薦め。
    三短編オムニバスというよりは、連作品といった感じだ。登場人物を通して三編が緩く繋がっており、そこには人は一人で生きていくのは難しい といったことが描かれているよう。当日パンフにも「飼い猫 コラソンとおともだちのノラさんーその間に立ちはだかる透明だけど固いガラス窓。目に見えないけど確かに存在する他者との<心の壁>が今回のテーマとある」と。心の壁はあっても、一人では生き難いのが現実だろう。心の機微と人間関係を巧く紡いだ物語。

    比較的小さな空間だが、三編の状況を明確にするため舞台セットは入れ替える。その手際の良さ、ちょっとした隙間時間に 今観た物語を反芻して楽しんだ。登場人物は3~4人、密な空間での濃厚な会話が痛々しくも切ない。そして日常見かける光景だけに納得感と共感が…。コミカルでありシリアスな味わいのある好公演。
    二面客席で それぞれ段差が設えてあるから、座る場所で印象(観え方)が異なるかも。因みに猫は、冒頭 スクリーンに登場するだけで、直接 物語に絡まない。
    (上演時間2時間 途中パフォーマンス休憩あり) 

    ネタバレBOX

    三編は 次の通り。
    1.「・・・に際しまして」
    舞台は同棲を解消して、彼女が引っ越すまでの わずかな時間。セットは畳二畳 その上にベット、ミニ丸テーブルとクッション。そして段ボール箱1つ。大方 搬出が終わって車に乗り込むだけ。居酒屋でバイトしている男は未練がましく、女は彼のことがちょっと心配。大喧嘩したわけでもなさそうで…多い沈黙 しかも長く気まずい雰囲気。引っ越しの手伝いに彼女の知り合いが来ているが、この人物が鍵。この状況は3作品目を観てはじめて分かる。

    2.「スタイルだから・・・」
    居酒屋の座敷が舞台。前作のベットを搬出し、丸テーブルの代わりに居酒屋テーブルを。ロックバンド メンバー3人の飲み会で、今後の活動について議論 というよりはリーダ(Drummer)の持論を捲し立て、たびたび解散を口にする。度々の飲み会で同じ展開に辟易しているヴォーカルが怒りだし逆襲する。店内でサングラスを外さない、小指を立てて飲む、スマフォを見ながら話す、それぞれにスタイルがあるようで…。

    3.「サクサクアーモンド」
    ビジネスホテルの休憩室。畳の代わりにソファ、テーブルと椅子を搬入。ホテルの清掃員とフロント嬢(コンシェルジュ?)の言い争い。宿泊客が室内を汚し、その後始末(清掃)を終えて休憩している。そこへフロント係が颯爽と入ってくる。清掃員は彼女に経営者(幹部)に、善処するよう依頼するが 取り合わない。逆に嫌なら辞めればいいと…そして売り言葉に買い言葉で本当に辞めてしまう。残されたもう一人の清掃員の切なさ寂しさが募る。

    第1話の知り合いの人物、実は引っ越しをする女の姉でホテルのフロント係。妹をだらしのない男と別れさせたが、結果 引き籠りになり。両親がいなく姉妹2人、妹は誰かに頼るといった依存癖がある。だから清掃員の頼るような依頼事は断った。一方 辞めた清掃員が住んでいるアパートに同棲を解消された男?がいたようだが、孤独死をしたと…。
    自分の内(心)にずかずか入ってこられるのも煩わしく迷惑、しかし距離を置き過ぎると違和感が…その人間関係は難しい。人が存在している限り永遠の課題かも。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    3種3ようのお話しにグッと引き込まれます 西山様作演出 素晴らしかっです 有難う御座いました

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    人間にとって他者との間に生まれる様々な心の“壁”
    それを主題にした三話のオムニバス作品
    タイトルの感じの猫絡みは
    あまし無かったが
    なかなかの人間関係を垣間見せていた
    約二時間弱の作品

    ネタバレBOX

    各話の前に主宰西山氏が
    いろいろと語りを入れてくる
    ヒッチコック劇場風な構成でした
    プロローグは猫ちゃんの写真を
    いろいろと投影してました
    まー猫絡みはココだけかな
    #1にて猫のTシャツが出たくらいカナ

    で#1の話は
    姉に手伝わせて
    あまし評判の良くなかった彼氏の部屋から
    引っ越す彼女の話
    彼氏くんのインパクトのある
    ビジュアルにビックリでしたわ
    #2は居酒屋で3人の男女が
    ギターの無いバンドしてて
    解散するかというリーダーの
    ヨモツ話
    居酒屋BGMの選択が懐かし音楽で
    なかなか面白かった
    #3はビジネスホテルの休憩室で
    ひどい惨状になった部屋の清掃員さんらと
    フロントさんや出入り清掃業者さんらとの
    濃厚な人間関係な話でした
    人と会話したい
    さびしいけど壁を作ってしまう・・という
    人間の心を描いていたなぁと感心しきり

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