実演鑑賞
満足度★★★★★
人はみな、鬼になりうる。踏みとどまるには真実を「見る」ことが必要だが、それは決して容易なことではない。現在進行中の戦争や虐殺、メディアと私たちの関係を見つめざるを得ない、苦しく、鮮烈な舞台だった。児童を対象にした劇としては衝撃的な展開、帰結に向かう物語を、だからこそ豊かな歌や踊り、身体表現で綴っていこうという心意気、そこに宿る実験精神が胸を打つ。そして善竹大二郎の鬼のキュートなこと。
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2025/01/26 07:35
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