満足度★★★★
餞
片田舎で育った4人の少年達へ向ける最後の餞が、観劇後の後味をよくしてくれました。
閉じた世界で過ごしていた9歳。
今いる世界を壊したがっていた19歳。
各々の世界で生きていくしかないと知った29歳。
好きな人や愛する人と一緒にいることができないといった、後ろを向きながらも前へ進んでいかなければならない人達への餞を自分も受け取りました。
壊れなければ、近づけない
Redsを観劇させていただきました。
4人で繰り広げられるストーリーに目が釘づけでした。
見終わった後も、考えさせられる作品でした。
他の3つが見れなかったのが本当に惜しいです。
素敵な作品をありがとうございました。
満足度★★★
White
「淋しいマグネット」Whiteを観た。
美しいセットの中で4人の少年の成長と残酷な言葉、
そしてそれがもたらす悲劇・・・。
結果を受け止めるには余りに辛すぎるのか、若すぎるのか・・・。
満足度★★★
考えれば考えるほど難しい
一見派手で軽い感じがするのだが、この説明書きのとおりの大変複雑な話で見終わった後もいろいろ考えさせられる。リアルな海岸の舞台装置、リューベンの物語に出てくる人々の衣装やダンス(特に女性ダンサー!)が素晴らしい。しかしながら、肝心の4人の演技が単調で、この複雑な話を観客が理解する手助けになっていない。そもそも演出家は、この話をどういう風に見せたかったのか?演出家の理解があいまいなので、演者にもそれが伝わったのかもしれない。
満足度★★★★
面白かったです!
9歳から29歳までの20年間を、途中ファンタジーな劇中劇もありながら行き来しつつ、段々明るみになってくる関係性に吸い込まれていきました。
惹かれても反発してしまう互いの存在が、このタイトルによく現れているなと思いました。
キーとなる19歳に実年齢が近い、等身大だからこその舞台で面白かったです。
他の組み合わせでも観たいと思いました。
満足度★★
スターシステム
良かった点:照明、大道具、ダンス、音響、スター以外の俳優たちのがんばり(下手をすれば怪我をするような無理までして)
悪かった点:志、シナリオ、演出、コマーシャリズム
満足度★★★★★
whiteチーム観劇
D-boys舞台初観劇。正直見る前はイケメン集団のイメージしかなかったのですが、いい意味で裏切られました。見て良かった、とってもいい舞台です。特に脚本&演出が最近の日本演劇にないナイフのような鋭さがあってオススメ。久しぶりに私的ヒットな海外戯曲。劇中劇には幾つものヒントがおもちゃ箱のように詰まっていて、見た後にそれぞれ自分でパズルのように謎を考える、心地よい余韻が残るそんな舞台。難役をとても上手に若い役者さん達が熱演されていて感動、脚本&演出を存分に活かす演技力は見事です。ダンスも素敵。別チームでも見たいです。是非再演をお願いします。
満足度★★★★
タイトルの意味
韓国でロングラン公演されている、と言っても、
日本発上演ということで、前情報がとても少なかったと思う。
「淋しいマグネット」。
観て、やっとタイトルの意味がわかった。
わかったけれど、理解するにはもう少し時間がかかるかもしれない。
どの登場人物に視点を置いて観るかによっても、感じ方がとても変わるような気がした。
長く余韻が残る。
芝居が終わって、誰かと無性に語りたくなる衝動にかられた。
何度か観た役者さん達だが、今までより一回り大きく感じられた。
全役ダブルキャストということで、今回はRedsチームを鑑賞したが、
全色のチームを観てみたくなった。
Whitesも追加で鑑賞した。
確かに、役者が違うことでだいぶ印象が違う。
Whitesチームはまだ若さがあるが、演じていく中での成長幅が大きそうだと感じた。
また、足を運ぼうと思う。
満足度★★★★
REDS鑑賞
スコットランド戯曲が予想以上に面白かった上に、茅野イサムさんの演出が良かった!あのアイデアは素晴らしいな~。堂々エンタメでありながら苦く、残酷で。イケメンファンだけじゃなく演劇ファンが観てもずっしり来るお芝居じゃないかな。