満足度★★★
楽しめました
ちょっとシュールなラブコメ6本立て。結構楽しめましたが、ちょっと違和感も感じました。翻訳劇のせいか、笑いのツボが違うのかな?演技は正直こなれているとは思わなかったけど。次回作に期待します。
満足度★★★★
個々の演技力で魅せるコメディ。
コメディと銘打っている作品は数多くあります。
ただ、テキストの面白みからくる笑いを提供する作品というのはあまり多くないように感じます。
そういった意味で本作は“テキストの持つ面白味”を存分に楽しめる作品でした。
テキストの面白味……とはいっても、それを観客に伝えるには役者個人個人の確固たる力量が必要になるもの。
これが上手くいっていない劇団・公演というのも少なくないように思いますが、そこを行くと若人は役者個々人の力量が皆高い水準にあり、テキストの面白さを丁寧かつ大胆に客席へと届けてくれていました。
非常に楽しめる公演だったと思います。
満足度★★★
若い それ自体魅力的ですね
とにかく「若いなあ」という10人の俳優さんたちです。
ですから、テンポ、せりふの言い回し、椅子を使っての台上前転などの動作に、若々しい、活気に満ちたものを感じました。ショートコント風の恋愛オムニバスも、1つ1つがしっかりとこなされて、意図する場面も、自然に笑いがこぼれるほどでした。
軽いタッチで、後に残るものは多くはありませんでしたが、これは脚本と、選者のせいでしょう。さわやかさは、いただけたのですから、それで充分です。
注文は、2つあります。
①「若い俳優」中心の劇団には、いつも書くのですが、劇団の年齢構成についてです。今回は、どの作品もクリアしていましたが、少し「重い劇」あるいは「中高年の必要な劇」
では、厳しいものがあると感じます。もちろん「客演」として、年配俳優を呼べばいいことですが、劇団に「いるだけで重くなる」「存在自体が落ち着いた雰囲気を醸し出す」俳優が複数いればいいのになあと思いました。若いということ、それ自体は確かに魅力的ではあるのですが、それだけでは行き止まりになる場面が、必ず到来すると思います。
②最後のドラマ。「ホモ」の挿入は、必要あったかなと思いました。それを劇に入れることには、別にこだわりはないのですが、劇団として、何か意図はあったのかなと。「笑い」をとる場面に使われていたようで、私にはやや違和感がありました。別の小品でもよかったのではないか。そんな思いです。
これからまだまだ伸びていく予感のする「若人」です。
たくさんの挑戦をし、成功しては喜び、失敗しては、悔しさを抱きつつも這い上がり、さらに上を目指して努力し・・・
ありがとうございました。
満足度★★★
久しぶりです。
「卵の中の白雪姫」を観劇以来です。(北條さんは「エデンの河童」で見ている)
短編6本結構笑える。「赤いコート」はいかにもアメリカって感じ。
「荒野の七人」で始まり「シェーン」で終る「西部劇」にいたっては正にアメリカ(笑)
「どん底」の黒子の動きに笑ったけど益々「J・P・シャンリィ」の戯曲本を読んでみたい。
フッと笑える楽しい公演でした。