満足度★★★★
納得。
世界観がブレない。重苦しいだけではなく、避けられない事を受け入れる脱力感と、全てが自分のコントロール下にあるという悦楽感の様な状態を山本亨さんが見事に演じ切っていた。
満足度★★★★
奇妙な利害の一致、それを家族と呼ぶのか
思えば、科学をテーマとして取り上げた作品にいつも胸を躍らされてきた。
http://d.hatena.ne.jp/komagometonari/20120206/1328532760
満足度★★★★★
芝居自体が生き物
舞台の空気が生きていることを
肌で感じられる舞台でした。
拝見したのは、
プレビューを経ての初日。、
戯曲の枠組みの中に
良い意味での揺らぎのようなものがあって、
この舞台が描き出すものの
更なる深淵を感じることができました。
満足度★★★
行先不明
もう仕舞いかというくらいに、思考がとまったかなにか違うことを思い浮かべたか、してしまい、どこかへ行ってしまった。
ぽかんてしている間に終わった。
満足度★
匂わせ過ぎている感じ
タイトル通りの感想につきます。
事故で前頭葉に損傷を負い、恐怖の感情を失うと人はどうなるか、という
テーマは面白かったんですが、色々貼り付け過ぎて頭だけ使う作品に
なってしまった感が否めないです。
会話も、特に序盤、余りに議論が衒学的で、でも余り本筋に関係
無かったので、作品に入り込みにくいだけに終わってました。
満足度★★★★
体感時間は短く
なかなか専門用語が多かったが、専門用語を理解するより前にガッツリ世界観に引き込まれ、気付いたら終わっておりました(え、もうでした)。
体感時間は上演時間の半分ぐらいでしたね。
出演者4人ながら、ここまで世界観に引き込まれるのは、戯曲のよさに加え、それを表現した役者陣には脱帽です。
非常に素晴らしかった。
満足度★★★
カッコイイ舞台
時系列がバラバラでキーワードを聞き逃さぬように集中して観劇。
難しいようで分かり易かった。
一瞬で時空を超える演出がカッコイイ。
個人的にはもう少し内面を深く掘り下げる描写が欲しいかも。
満足度★★★★
演出が素晴らしい
恐怖という感覚を無くしたらこうなったという話ですが、時間軸を動かしたりして謎解きの要素が加わり、重厚な2時間のストーリーに仕上がっていました。
満足度★★★★★
最近では最高の
言い方が悪いかもしれませんが・・・もった芝居でした。(イイモノをってことと、時間的にもという意味でね)
冷たい感触で進む物語、それは照明や音といった効果がとても魅力的だったと思います。ラストのほんの少しの温かいシーンがより引き立つ、そんな印象です。
ここ数年では最高の観劇になりました
谷賢一さんに感謝したいです。
満足度★★★
クール
シンプルな舞台が好きなので、役者4人だけでワンシチュエーションという本作は好みのスタイル。装置も証明も音響も役者も良かった。ただ、作品のテーマというか作者が表現したかったものが何なのかは微妙に見えづらく、しばらく咀嚼が必要に感じた。
満足度★★★★★
おおあたり
ここ最近の観劇で、一番のヒットでした。
自分にとって、ものすごくツボであり、感動したのに、言葉にすると軽くなってしまうため、感想を言葉に出来ない作品。
じんわりと。3、4日経ってからふと思い返すような、そんな後味でした。
満足度★★★
ヌードマウス
役者さんはみんな素晴らしかった。脳科学も興味深かった。
でも自分のなかでは期待がでかすぎたかな。あと一歩でかなり響いたんだけど、想像の範囲をこえないというか。
私の中では婚約者(夫)役の人が一番良かったです。
満足度★★★★★
人間
確かにそこにある明日 という 明日は
あるとは保障されていないし。
いろいろと考え込んでみます。
なんとなく
独特な空気感だなと 思いました。
満足度★★★★
役者さん全員良い
内容だけ読んだら理系ぽい感じで進むのかと予想してたら、それらは基礎部分。
家族、人間、親子、夫婦。大切な人とのもつれた記憶の感情の糸を紡ぎ出していくような静かに心に残っていく作品だった。
無機質に見えそうな舞台セットの中に、照明の使い方が映えて綺麗だった。
DVDパンフ売り切れていたので、指定サイトで購入。
売り切れはしょうがないけど、DVDパンフって販売方法は良いかも。
満足度★★★★
いかにも谷賢一作品
ベースとなる題材が脳科学だけに序盤は理系で硬質な印象(装置や照明もそれに輪をかける)だが、物語が進むにつれて「家族」や「人と人とのつながり」「愛」などの主題が浮き上がってきてあたたかい感じに変容する。この味わいはまさに谷賢一作品、的な?
満足度★★★★
感覚的。
谷さんの書いた台詞の美しさは、感覚的な話であればあるほど、とても綺麗に胸に響くなぁと僕は思いました。大原さんはどっしりとしながらコミカルなことができる器用な人だと思っていましたが、すごく不器用で、暖かくて、優しくて弱くて、とても人間的な魅力がある人だなと思いました。好きになりました。
お疲れさまです。
満足度★★★★★
日本演劇史における財産
こんなド・ストレートでストイックで硬質な芝居を若手で他に誰が書けるだろうか。
山本亨さんという名優を得て谷くんのサディスティックな長台詞が生きる。
2時間10分、言葉と祈りで埋め尽くされた美のタペストリー。