実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2024/06/21 (金) 19:00
久々のアルシェで、Bチームを鑑賞。
チェーホフの「ワーニャ伯父さん」と林将平による「母がいた書斎」の2本を朗読劇で。
舞台前面に4本のスタンドマイク、そこから2mほど奥の50cmほど高く作られたところに2本のスタンドマイク。演者はこの6本のマイクの間を行き来しながら朗読する。
朗読劇の楽しさは、身体表現がない分、登場人物の感情や仕草をいろいろと想像できる点にあるのではないかと思っている。が、この公演では(2本ともに)それができなかった。なにせ表現があまりにも類型的で、かつ大声でわめきたてる場面が多く、想像の余地をなくしてしまう。
例えば「怒る」にしてもいくつもの怒り方の表現があるだろう。それが全て大声で怒鳴るだけなのだ。これでは感情の押し売りに近い。
類型的な表現であるために底が浅く、情緒に乏しい。義弟の提案に、自身を犠牲にして務めてきた永年の苦労が無になったワーニャの哀しさや苦しみなど全く迫ってもこない。
役者が熱演すればするほど心が離れていく、残念な舞台だった。
実演鑑賞
満足度★★★★
「ワーニャ伯父さん」を朗読劇で観るのは初めて。時間制約があるのか、アップテンポで早口なセリフで、人生の悲哀をしみじみと感じる訳にはいきませんでしたが、なかなかに楽しめました。「母がいた書斎」はほのぼのとした小品で、よかったです。
実演鑑賞
満足度★★★★★
凄く良いリーディングでした。皆さん良い声でとても聞き取りやすく、情景が目に浮かぶほどでした。
古典の話と現代の話と全く違う時代でしたが、両方共聞き入ってしまいました。
実演鑑賞
満足度★★★★
観(聴き)応え十分。
「ワーニャ伯父さん」…どんなに辛く厳しい現実があろうとも生き抜く、そんなメッセージを印象深くさせる演出が良い。「母がいた書斎」…無難にまとめたといった感じだが、こちらの作品も演出が巧い。どちらの作品もキャストの感情に訴えかけるような熱演(朗読)が物語の世界へ強く引き込む。
(上演時間1時間40分 休憩なし)【Aチーム】
実演鑑賞
満足度★★★★★
朗読劇は初めての体験でしだか、おもしろい
目をつぶって聴いてると景色や場面が浮かんで来て引き込まれた
役者さんの声…全員,素敵
背中を押せる親でいたいと思いました