満足度★★★★★
三拍子揃った秀作
関係者の証言のみによってある人物を浮き彫りにするドキュメンタリーに似たスタイル。
元来会話表現が抜群に上手い上に、時にコミカル、時にしっとりとして、さらに意外な登場人物(笑)まであって、まったく飽きさせず。手法がユニークで、装置も効果的、さらに笑えて泣けて、と三拍子揃った秀作。
また、27日(L列7番)終演後にはトークイベントがあり、秘話あり秘蔵映像ありで非常に楽しかった。
満足度★★★★
最後にかける一言を・・・
「彼」を探す「彼女」に導かれ、その場に居合わせた誰もが、もう一度会いたい・もっと知りたかったそんな人を思い浮かべるオープニング。
観ている舞台の向こう側、それぞれ「誰か」のことを思い出したりしませんでしたか?
上演中、観客も「旅」しながら辿り着く先。
そこで相手に掛ける最後の言葉・・・・
自分は「彼女」と同じでした。
満足度★★★★★
素晴らしい
感動です。亡くなってしまった彼を、彼とかかわった人達と話を聞いていく、それぞれの役者さんがうまいし、四条さんの笑いながら淡々とはなしを進めていく悲しさみたいなものに鳥肌と涙です。
満足度★★★★
秀作
秀作。演出でいかようにも、よくもわるくもなる、本のしっかりした芝居。
亡くした彼の足跡を辿って旧知の人々から彼の話を聞く、、、ようなことがフライヤーには書いてあって、どんだけ寂しい芝居になることやら、とスルーしかけたところが。
お奨めとの情報が入って観劇。
いちころ。やや後ろの席だが、かえってラストを観るには好都合。
台本を買ってきたので眺めながら思い返してみます。
最初と最後の音楽(楽器x唄)がお気に入り。
満足度★★★★★
絶妙なバランスのせつない話。
彼について、一人一人が話す思い出。語られていく毎に全体が見えていく構成の妙、笑いとしんみりのさじ加減が素晴らしい。118分。
満足度★★★★★
これはなかなか!
ペテカンの濃い役者陣が程よい加減に薄まって、さわやかで切ない恋人たちのお話に昇華してました。音楽も雰囲気よくて。濃いキャラたちに笑いつつ、しみじみと涙ぐめるお話。