満足度★★★★
力作にして秀作
現在と過去をクロスさせるという出だしから引き込まれ、終戦近く沖縄のある防空壕での出来事を描いた中心部は非常に重いがズッシリと心に響く。「忘れてはならないもの、伝えてゆかなくてはならないもの」を描いた力作にして秀作
満足度★★★
終盤に差し掛かるまでは良かった
第二次大戦、沖縄地域のある島の軍小隊と島民の最期を描く。
舞台は、終盤に差し掛かるまでは良かった。
ところが終盤になって、想いやメッセージをずっしり積み込みたいのは分からなくもないが、台詞回しやシーン展開がやたらと冗長的でだらり感が生まれ、それまでのペーストあまりにアンバランス。言葉を絞り濃縮した台詞にするか、演出を工夫してだれ感が出ないような形にすべき。
満足度★★★
物足りなかった
舞台が広すぎるわけでもなし、時間が長かったわけでもなし。だけど、なんだか内容が物足りない。
ところどころ見ごたえはあるものの、自分たちがどうやって死んでしまったかを追求する物語に単純に惹かれなかった。
はじめの役者をプロジェクターで紹介するシーンは鳥肌がたつくらいかっこよかった。
満足度★★★★
タイムリーな作品になってしまったが・・・
完成された作品を観て、改めて作家の熱い思いがヒシヒシと伝わって来る作品であり、非常に難しい問題に挑戦したんだな・・・って感じましたね。
「集団自決」に関して、タイムリーな時事ネタになってしまい、この作品が一人歩きしなければいいのだが・・・ってちと心配になってしまった。
満足度★★
描くテーマが結果的にズレてない?
広い舞台に大きく作られた、3段の高さの抽象的なセット、それはピンポイントで描かれた話とあまりにギャップがありすぎ。114分。