満足度★
記念以上の意味はない
ライブビューイングにて観劇。
その為、前の人で見えない、音が聞き取れない、などの不満は全くなし。
反面、当然ながら、舞台の空気を感じることはできなかった。
作品のネタはありふれていてたいして面白くもない。
他のカンパニーの舞台ならもっとうまい芝居ができる人も、下手な芝居を見せている。
長年の記念。それ以上の意味を全く感じなかった。
満足度★
残骸の底から
第三舞台は80年代後半から90年代にかけて、演劇界において確かに天下を取った。しかし、第三舞台とは何だったのか、演劇界におけるその功罪は、と考えた時、罪の方がはるかに大きかったと判断せざるを得ない。未成熟なアダルトチルドレンの自己肯定(=甘え)を、それらしい社会的なテーマやキワモノ的なガジェットで粉飾して、傷つきぶりっこな観客に媚を売ってきた、結局はそれが第三舞台の正体ではなかったのか。
90年代後半当りから、鴻上尚史の舞台に失望させられることが多くなっても、それでも先入観は捨てようと思って観劇した。だから冒頭のキレのよい“いつもの”ダンスパフォーマンスには、懐かしさも含めて好意的に観始めることができたのだ。しかし、期待感はすぐに失速する。陳腐で幼稚な物語、学生演劇特有の間を無視したデタラメな演技、ぐちゃぐちゃな場面転換、虚仮威しの照明、既製作品及び自分たちの過去作からのパクリ寸前の引用と、「演劇がやってはいけない」ことのオンパレード。
しかし、かつて彼らと「同世代」だった我々が応援していたのは、そのデタラメさゆえにであった。新劇などの既製作品にない爆発的なエネルギーだったのだ。だから「これは本当はもの凄く下手くそでつまらないのではないか」と感じつつも、あえて旗を振ってきたのだ。しかしデタラメは結局デタラメでしかない。そのことに観客は次第に気付いていく。この20年あまりで、第三舞台のメッキはすっかり剥げてしまった。元のファンの多くは自らの不明を恥じつつ、彼らのステージから離れた。
「時代の寵児」でしかなかったことを痛感しているのは鴻上尚史自身であろう。第三舞台から産み出される新しいものはもう何もない。第三舞台は変わらない。変わり続けもしなかった。解散公演は、みっともなくモダモダと愚作を発表し続けてきた鴻上の、最後の潔さだと言えるだろう。
満足度★★★
ライブビューイングでしたが
解散・千秋楽のライブ感は伝わりました。過去を見ていた方達の温かい拍手とかねぇ、舞台内容は優しくもちょっとユルイ話なので物凄いモノを見た!という作品ではありませんが、最後を見れた事に価値があったと思います。ブログの感想も体した事かけませんでしたし・・・
止まない決まっているさ。
もー
手拍子がね。
「緞帳あけたるでー!!」な意気込みがね。
「もいっかい、出てきてもらうでー!!」な欲張りさんがね。
解散公演の大千秋楽なのに、場内大爆笑で締めくくる。
感極まって泣いている人も笑っている。
どんなに辛いときでも、人間には娯楽が必要なのだと、改めて思った。
カメラが入ってる事なんか忘れて友人と爆笑しながら役者陣とハイタッチ。
楽しい思い出をありがとうございました。
満足度★★★★★
最初で最後
もっと早くに見ておくのだったというのが素直な感想。
こんなにインパクトのある舞台はイキウメ、キャラメルボックス以来。
それも飽くまで私の個人的感想です。
しょっぱなからのダンスというかあの動きは一気に物語に引きずり込んでくれる。
見れてよかった。観れて幸せだった。
プライスレス!最初で最後の第三舞台観劇!
個人的には、非常に楽しめた!
横浜の映画館で千秋楽を鑑賞。
公演後、鴻上尚史氏から出演者全員の紹介があった。
やっぱり千秋楽らしく、映画館でありながら拍手が沸いた。
私は第三舞台観劇は初めてであったが、会場全体の高揚感から一緒に楽しめた!
最初で最後の舞台なので、満足度の評価はしない。
満足度★★★★★
大千秋楽 パブリックビューイング
おおさか難波の映画館での観劇。衛星中継ということで見に来る人どれくらいいるかなと思いましたが満員でした。
今回の公演、思い入れのまったくない人には物足りないものだろうと思います。ただ、思い入れのある人、とくに80年代からの、劇団と一緒に歳を重ねた人にとっては最高の舞台だったのでは。私はここ3年ほどの浅いファンですが、それでも解散公演として最高だった、これ以外にはないのではと思いました。
鴻上さんの言葉、自分にとっては突き刺さるものが多いです。今年、鴻上さんの舞台に大高さんが出られるように、解散ですがまた鴻上さんの舞台に第三舞台出身の方が出られることを願っています。
第三舞台、ありがとうございました。