満足度★★★★
大きな話
2時間では足りないくらい。大事件が起こるわけでもなく、淡々と氷屋(桜上水あたりか?)のひと時代を描いているのに、2時間ひきつけられた。人物像がはっきりしていて、それを演じた役者たちの演技力も確か。見ごたえあり。
満足度★★★
大河小説の趣
色々な意味で美しい物語だった。
後で考えれば登場人物は結構類型的だったなぁ、と思うのだが
ドラマと役者の力で2時間飽きることなく楽しめた。
満足度★★★★★
氷屋を舞台にした家族の物語
移りゆく時代の中で繁盛した氷屋が落ちぶれていく情景の中での人間模様を描いた作品だったと思う。懐かしさを感じたと共に美しい描き方は芸術だと思った。出演した役者さんたちの演技が素晴らしくて見応えがあった。
満足度★★★★★
二人の最良の部分が出ています
『青☆組』の吉田小夏氏と、時間堂の黒澤世莉氏が、それぞれ
脚本、演出でタッグを組むという、ファンにはたまらない展開。
吉田氏の、透き通るように美しく、軽快な、でも時に激しい台詞回しと
黒澤氏のどこかセピア色めいた、静かで抑制の効いた演出の二つが
ここでは見事に成功をおさめ、まさしく「大人のための小劇場」作品に
仕上がっています。
冷たく、寒い季節にはもってこいの(それでいいのか…だけど)、
澄んだ作品でした。
満足度★★★★
青☆組テイストを感じつつ時間堂色に。
変わっていく時代の中で、受け継がれる変わらない血が、変わらずに在り続けようとする様を丁寧に描いた作品。121分。