団地ング・ヒーロー 公演情報 団地ング・ヒーロー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-15件 / 15件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    現実のヒーローは.....
    ヒーロー役の声の良さが印象に残ってますが、
    怖さと笑いがミックスしており、面白かったです!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    見応え十分の作品。説明過多とも言えるが、丁寧で分かりやすい。基本はコメディだけど、かなり深刻なテーマも含んでいて、考えさせられますね。やっぱりいじめは犯罪です。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    とても面白い内容でした。女優さん3名の演技がとても素晴らしく、見ごたえがありました。
    内容も深いもので、非常にすばらしい作品でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    笑いの渦、その笑劇の中で衝撃な告白。それがフライヤーにある「ヒーローになんて なるもんじゃない。失うものが多すぎる」だ。多くの笑いの中だけに、その悲哀は強い印象を与える。

    2日目(22日)も渡辺シヴヲ氏の代役として飯島タク氏が演じた。急遽ということもあり、始めはスマホ(台本)をチラ見しながらだったが、いつの間にか開き直って読みだした。主宰で作・演出の穴吹一朗氏との掛け合いは、台本なのかアドリブなのか分からない、そんな笑わせ方である。コメディ作品の中に、違った感覚(要素)の笑いネタが挿入されたようで面白可笑しさが倍加したみたいだ。
    (上演時間1時間45分 途中休憩なし)

    ネタバレBOX

    舞台美術は、小立花団地内の集会室といった所。上手に座敷--座布団、ミニテーブル、扇風機。中央奥の壁際--折り畳んだ横長テーブル、公衆(赤)電話。下手--横長テーブルに椅子2脚。それ以外にホワイトボードや掃除道具、消火器が整然と置かれている。

    主人公 若宮慎太郎(魚建サン)は、若い頃に山で遭難した人を助け、ひょんなことからヒーローになる そんな選択をした。しかし、ヒーローらしい特別な力を発揮することもなく、今では団地の管理人をしている。そこへ1人の女子大生 砂川愛美(空みれいサン)が訪ねて来て力を貸してほしいと…。一方、最近 団地へ引っ越してきた女性 丸山奈々(横山胡桃サン)と、住人・主婦 藤田美里(北原芽依サン)が友人のようだが 様子が変。この2つの話が交錯し展開する。最後の3女優による修羅場は圧巻だ。

    若宮のヒーロー<スーパー・グレイト・フラッシュ>に係る話は、誰も信じない。そもそもヒーローなんてTVドラマの中だけの存在、冒頭 そんなことを彼自身が自虐的に話している。それでも人の役に立ちたい、そんな願望が生き甲斐になっている。オジサンいや老人になってもロマンが…公演は、そんな儚い?思いを綴っているようだ。
    ちなみに、当日パンフに「コケズンバ」は、「『虎穴に入らずんば虎子を得ず』から拝借し、意味は『危険を冒さなければ、大きな成功は得られない』のたとえ」で命名したと。

    2人の女性の関係は、学生時代の苛めが絡む復讐。その負の連鎖を断ち切りたいが、若宮にはそんな<力>はない。もともとヒーローの存在など信じていない団地の住人達--小関直樹(迫田圭司サン・小説家)・川俣修(穴吹一朗サン・アルバイト)・宇佐美達郎(飯島タク サン・長距離ドライバー)が面白可笑しく たきつける。繰り返し行う変身シーンが、笑いと哀切を感じさせる。
    衣裳替えによって時間の経過を表す。照明の効果的な印象付け、優しい音楽で雰囲気を盛り上げる。

    ヒーロー=特別な能力があることを知られてはならない、そのためには一人でひっそりと暮らすこと。だから独身である。ダンシング・ヒーローならぬ団地ング・ヒーロー、しかし本当は地団駄・疲ー労といった心境かもしれない。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    キャストの一部変更で未完成の状態の作品でした。でも笑えて楽しめました。5月23日以降は正規のキャストで上演するらしいので、もっと笑えて楽しめる作品になるかも知れません。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    ヒーローの変身は見事でした。

    ネタバレBOX

    深刻ないじめの話と、笑いを誘うヒーローの話が、うまく溶け込んで調和していたと感じました。自分のことは自分しかわからない、人は明日起こるかもしれないいいことのために生きるんだ、というメッセージに共感しました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    ひと言、最高!です。お世辞抜きですばらしかったです。今日の主役は声の大きい代役の方?ですね^^ とにかく笑いました。こんなに素直に笑えた舞台は久しぶりです。いや、はじめてかも。最高の時間をありがとうございます!

  • 実演鑑賞

    いやあ、笑った、笑った。

    ネタバレBOX

    演者でもある作、演出家のつっこみを交え進んでいく。
    このつっこみが上手いのですよ。

    今日も演者の一人か代役に。
    それによってかえって笑いが増えたのでは?と思うくらい笑いました。

    元いじめっこといじめられっこはイスラエルとパレスチナにも重なって見えるような。
    映画「ユニコーン・ウォーズ」といい、近頃色々なものがイスラエルとパレスチナに重なって見えてしまいます。
  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    昨日に続いて渡辺シヴヲ氏の代役で飯島タク氏が登場。緊急登板を逆手にとったような演出もあり、とても楽しかった。女性陣3人が重たいパートを引き受けていたけど、これも見応え充分。

  • 実演鑑賞

    22日19時の回を観劇。急遽開演前に出演者変更の話があって理由がわからないのが残念でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    「虎穴に入らずんば虎子を得ず」、略して「コケズンバ」。「東京AZARASHI団」内のおっさん4人組ユニット的な立ち位置で旗揚げ初日。脚本・演出の穴吹一朗氏、声優としても活躍中の魚建氏、怪異物蒐集家でもある渡辺シヴヲ氏、この中じゃ若手の迫田圭司氏。
    これが前説の穴吹一朗氏の謝罪から幕を開ける。理由はぼかしたが渡辺シヴヲ氏が今日は出演出来ず、急遽代役として飯島タク氏が演ることに。前日要請を受けた飯島タク氏はスマホで台本をチラ見しながらこの修羅場を力技でこなす。小泉純一郎だったなら「痛みに耐えてよく頑張った!感動した!おめでとう!」と言うところ。役者それぞれ複雑な心境だったろうが、公演は素晴らしいものになった。

    MVPは横山胡桃さん。今井未定さんっぽくもあり、今作の重要な役どころ。北原芽依さんとの互いに涙の修羅場シーンは必見。
    北原芽依さんはヴィジュアル・クイーンの風格。大塚寧々を彷彿とさせる透明感と坂道にいそうな華。複雑な内面の辛い役を見事に演じ切った。
    勿論、空みれいさんも素晴らしかった。
    主演の魚建氏はそこにいるだけで味がある。服を着替えるだけのシーンで間が持つ力。

    『オールド・ボーイ』の骨格に『アンブレイカブル』のスパイス。
    変身出来なくなったスーパー・ヒーロー、「スーパー・グレート・フラッシュ」(魚建氏)は60を過ぎ、団地の管理人をしている。その団地に引っ越して来た女(横山胡桃さん)には果たさねばならぬ目的があった。

    テイストはおっさん喜劇なのだが、シリアス・パートがかなり深い。クライマックスの女優3人の遣り取りは客席を唸らせる。
    是非観に行って頂きたい。

    ネタバレBOX

    「自分の心を救えるのは自分自身だけ」というメッセージが確かに伝わった。

    ※中学時代の虐めの復讐の為、北原芽依さんを追って引っ越して来た横山胡桃さん。彼女を殺して自分も死ぬ腹づもり。そこに割って入るのが自身も虐められた経験を持つ空みれいさん。今は大学で臨床心理学を学び、心の苦しみや悩みの回復法について学んでいる。「復讐しても心は晴れない。それよりも自分の心を救う方法を模索して!」大事なのは自分の心の救い方。そしてそれができるのは何処かの誰かではなく、自分自身だけだということ。それを聞いていた魚建氏も目が覚める。スーパー・ヒーローの存在意義を見いだせず、腐り果てていた日々。全ては自分の心次第だったこと。

    迫田圭司氏の役が判り辛い。実の正体は悪の宇宙人的ヴィランを匂わせているのだが、ちょっとややこしい。(横山胡桃さんの背後に立つ伏線など)。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    真面目なヒーローがとても笑わしてくれました 楽しかったです

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白かったです!
    笑いの中に、現代の問題も提示されている作品でした。
    どんな展開になるのか?ヒーローは変身できるのか?と、どんどん惹き込まれ、あっという間に時間が過ぎました。
    役者さん達は熱演で、それぞれのキャラクターの癖が強くて、可笑しくて涙が出てきました。
    観劇後、何だか心が晴れるような良い舞台でした!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    地味な作業服の登場であっても「あっこの人が元ヒーローのオジサンだ!」と一瞬で分かる
    なぜなら公演ページにもあるフライヤーデザインを見ているから(笑)
    実際に観るまでは過去にどんな活躍をしてきたヒーローなのか、今回の事件で一体何が起きたのか色々分からない所ではあるけれど(⇐ここはしっかり観てのお楽しみの部分)予想していたというか期待していた通りに、すっかりオジサンになってしまった元ヒーローのアイロニーや哀愁で思いっきり楽しませてくれました
    声が何故か元仮面ライダー1号 藤岡弘さんの声と似ているのも妙に可笑しく味のある元ヒーロー

    急遽、初日の回だけ団地の住人役のお一人が出演できなくなり、飯島タクさんが代役になるとの前説があってビックリしましたが、本当に本当の急遽だったみたい
    こういうピンチに、困ったぞ!な部分はスパイスくらいのチョイ見せ、それを逆手に取って笑いに転換してやろうという心意気は本当に生きる勉強になります
    劇団さんの歴史の中で語り草になるであろう公演回
    語り草になり得るのは観客の拍手が鳴り響く最後まで、一致団結でやり遂げられたからこそ
    主催 穴吹一朗さんが役柄としてMC的な役割も担っており大奮闘、代役の飯島タクさんを追い詰めるという暴挙に出ていました(笑)
    実際の水面下ではかなり大変だったであろうと想像しますが、観客としてはただただ楽しんでしまうばかりで本当にありがたい
    明日からは本来のメンバーでの公演(だと思う)
    毎回ちょとずつ違った表情を見せてくれそうなタイプの舞台
    間違いなく明日からもしっかり楽しめます

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