死ぬほどに愛して 公演情報 死ぬほどに愛して」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
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  • 満足度★★★★★

    無題131
    とても面白かったです。面白いというのも、普段、お芝居をみたり、映画をみたりしたときのものとはかなり違います。基本、みたことがないもの。お芝居のしめくくりのシーンが本で読んだのとそっくりだったとか、他のお芝居でもみたことがあったりすると(←実話)よさも半値八掛け二割引。どちらの作品が先にできたというのではなく、先にみたほうの勝ち。その次は、結局、二番煎じかと思ってしまいます(意図した/しないにかかわらず)。幸い、ダンス系のものをみた回数がとても少ないので、今のところどれも楽しくみることができています。今日は雨模様でした。やはり時間前に着いてしまったので、傘をさして待っていると、受付前だが中で待つようにとおっしゃってくださるではありませんか。前の時とはずいぶん違います。やはり、入り口側が座席、奥が舞台。黒い椅子が6脚。三方の壁には衣装、赤い靴などが架けられています。あとは何もありません。内容は「説明」のとおり。身体のカラミは、エロティックだったり、ひたすら走りまわったり、しっとり踊ったかと思えば、一発張り手。今夜は最終、終演後乾杯がありました。内容はまた追記させてください。それにしても男性陣にとっては相当キツイのではなかったかと思います。

    ネタバレBOX

    前説が終わって...なかなか始まらず、空調の音だけが聞こえてきます。しばらくしてみなさん登場、男性、上は白いシャツ、下は黒。最初はいろいろ位置を変えて、椅子を持ってきて座ったり、客席に近づき質問。バッグはグッチなのか、独身なのか、血液型は...など。「あ~」声を発します。「カタツムリ~」と歌う女性。カラダを絡ませる男女。男は指示します、「志ん生」「座れ」「泣け」「ケツみせろ」「寝ろ」「ささやけ」、女性3人は一生懸命従います。この場面は終盤、男女が立場をかえて再現されます。声を出すというよりは唸っています。何人も唸ると読経のようでもあります。壁にぶち当たる男、バケツ(鉄アレイが入っている)を持って走る男、目隠しした女が歩き回る、男性の顔を確かめるように撫でまわします、女性が男性のシャツを脱がす、女のカラダに耳を近づける男、全裸になり椅子に座る女、椅子の上に座り脚を露わにして男を誘う女、女たちは歌います、一人で、みんなで。

    こんな様子が続きます。カラダと意識が絡み合う...。
  • 満足度★★

    男と女
    ダンサー2人役者1人の男性3人と、歌手2人役者1人の女性3人による、あまり台詞のないエロティックなパフォーマンスでした。

    具体的な物語はなく、いくつかのシーンが続き歌が入る構成で、男女の性的な関係が描かれていました。全裸になったり、壁にぶつかったり、男女で濃厚に絡んだりと体を張った演技でしたが、共感できるところがなく、90分の上演時間が長く感じられました。
    エチュードで即興的に作ったものをあまりブラッシュアップしないまま舞台に乗せた様な感じがあり、全体的に洗練されていない中途半端な印象を受けました。
    前半で進行とは無関係に1人の役者が客席に声を掛けて会話するシーンがあったのですが、作品の要素として機能している様には思えず、むしろ邪魔に感じました。

    照明のプランの意図が分かりにくく、切り替えのタイミングの精度も甘く、役者達の演技をサポートしていなくて残念でした。音響もバランスが安定していなくて、音楽を流しながら調整しているのが気になりました。

    女性3人の歌はそれぞれ、ロック系、ブルース系、クラシック系の歌唱法で聴き応えがあり、3重唱のハーモニーも美しかったです。もっと歌をたくさん聴きたかったです。

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