日本の演劇人を育てるプロジェクト 新進演劇人育成公演【劇作家部門】
日本の演劇人を育てるプロジェクト 新進演劇人育成公演【劇作家部門】
実演鑑賞
青年座劇場(東京都)
2011/09/14 (水) ~ 2011/09/19 (月) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://seinenza.com/performance/gekidankyo/110914.html
期間 | 2011/09/14 (水) ~ 2011/09/19 (月) |
---|---|
劇場 | 青年座劇場 |
出演 | 安原義人(テアトル・エコー)、小豆畑雅一、万善香織、宇宙、山本与志恵、石橋祐(フリー)、前田一世(青年座映画放送)、松熊つる松、名塚佳織(フリー)、塩田朋子(文学座) |
脚本 | 古川貴義(箱庭円舞曲) |
演出 | 磯村純 |
料金(1枚あたり) |
3,000円 ~ 4,000円 【発売日】2011/07/12 一般 4,000円 学生 [(社)日本劇団協議会/劇団青年座のみ取扱] 3,000円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 来年、田舎に住む父が還暦を迎える。 不肖の兄弟三人で、定年退職祝いと称し、三泊四日の東京観光家族旅行を企画した。 父の大好きな野球と映画とラーメンを、存分に味わって貰おうというものだ。 森鴎外が寄宿したというホテルの五人部屋に、父、兄、姉、そして僕、あと祖母、 家族水入らずで宿泊する。 母が居ないのは、僕が大学生の時に何も言わず出て行ってしまったからだ。 祖母は誘ってもいないのについてきた。 別に嫌っているわけではないけれど、こういう風に空気が読めないところは苦手だ。 三日目の夜が父の誕生日。 大好きな巨人戦を観た後、ホテルで祝う予定。 ケーキと60本のロウソクとプレゼント、そしてもちろん、赤いちゃんちゃんこも用意した。 思い返してみれば、父からは貰う一方で、何かを返したことはなかった。 尊敬しているというほどでもないけれど、恨んでいるわけでもない。何でもない。 あくまで、ただの、父親だ。 兄が父をどう思っているのか、姉が父をどう思っているのか。 そんなこと聞く機会は無かったし、聞くつもりも無かった。 多分、僕と同じように、「ただの父親」程度の認識だったのではないかと思う。 父は、僕らのことをどう思っていたのだろうか。 実家に帰らず東京で働いている兄と姉。 去年、三度の留年の後に大学を卒業し、そのままプー太郎を気取っている僕。 父は、この旅を喜んでくれるだろうか・・・。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 装置=根来美咲 照明=中川隆一 音響=オフィス新音 衣裳=鎌田絵里奈 舞台監督=川上祥爾 舞台監督助手=尾花真 プロデューサー=森正敏 |
チケット取扱い
不肖の兄弟三人で、定年退職祝いと称し、三泊四日の東京観光家族旅行を企画した。
父の大好きな野球と映画とラーメンを、存分に味わって貰おうというものだ。
森鴎外が寄宿したというホテルの五人部屋に、父、兄、姉、そして僕、あと祖母、
家族水入らずで宿泊する。...
もっと読む