満足度★★★
ヴィドック本人の印象が薄い?
もっとヴィドック本人中心(半生を描くのかと)の物語になるかと思っていたら、
前半は確かにヴィドック本人の脱獄から警察の協力者となるところまでを描いてましたが、後半はある殺人犯に焦点を持っていってるような感じで、ヴィドック本人自身の印象がどうも薄くなったかな。
全体通しての印象は悪くなかったですが、ヴィドックの半生というより、ヴィドックの苦悩が中心だったぽい。
後、脱獄のシーンで映像を使っていたが、長い上に、別に映像の内容(ただ普通にゆっくり逃げてるだけ)から使うほどでもないと感じた。
しかし、高田百合絵様のガチダメだしボソッと台詞は一番爆笑でした(笑)
満足度★★★
「見せ方」が面白い
ストーリー運びなどはともかく(!)、アングラ気味のメイクや断頭台などの装置、客いじりも含めた「見せ方」が面白く、見世物小屋的な胡散臭さ、いかがわしさ、チープな感覚が漂っていたのも◎。
ただ、序盤の逃走シーンを(長めの)映像で見せたのは残念。それも何とか舞台上で表現するのが芝居、逃げちゃダメだ。
満足度★★★★
美徳とは・・・
実在の人物を芝居にするってかなり難易度が上がると思うのですが、演出家さんがきちんと吸収し、表現していたと思いました。
音に負けないように叫ぶ芝居が多々あったせいか、喉をつぶしかけている役者さんがチラホラ・・・
細かい事を言うと、歌はもう少し短くても・・・ってのと腕が見えちゃいけない所で腕が見えちゃってました・・・(´;ω;`)
個人的には好きな世界観