実演鑑賞
満足度★★★
世界に溢れる災い(人災・自然災害 問わず)を旧約聖書の『創世記』にあるノアの方舟に準えて<生きる>ことを模索するような物語。
前半はダジャレのような言葉遊びが多く、話が漂流するようで どのような物語を描きたいのか 解らない。後半から終盤にかけて ようやく言葉や記憶を失った人々を通して、争いごとや災いの惨さ、それでも人生という荒波を乗り越えようとする。人生という航海は後悔の連続かもしれない、そんな味わいの感じられる内容へ。少し回りくどいのが難点か。
(上演時間1時間10分)
実演鑑賞
満足度★★★★★
若い感性が真摯に世界と向き合い格闘している現場を見る。そんな舞台でありその観察力と実践に拠って得た解は正鵠を射ている。ベシミル! 尺は73分。