満足度★
私には良さが分からなくて・・・
2日目を観ました。
開演前から寸劇のようなものが始まっているのは意欲的だし、
良いこととは思った。
さて、本番が始まると、とにかく早口の台詞の応酬。
それで、初めの場面のための演出かと思っていたら、
これで最後まで行くのでした。
昔、学生運動というのが華やかなりし頃、「アジ演説」というのがあって、
早口なんだけど、語尾だけ変なイントネーションで延ばす感じの、
まさにそれを思い出しました。
早口自体慌ただしくて嫌いという人もいるかもしれないが、
私は例えば黒柳徹子さんの早口などは、
しっかっり聞き取れるし、1つの立派な話術だと思う。
ただ、少なくともこの日の公演は、早口過ぎて言葉がつぶれてしまっていて、
聞き取れないことも多かったし、
それよりも、聞き取ろうという意欲も次第に減退してしまったのが正直なところ。
続・待っていた
さて、2日目にして最終日。結局最前列、通路右、昨日と同じ席です。昨日よりは聴きやすくなっていました。いきなり横道からです。The Beatlesがスタジアム級のライヴをやったとき当時のPAシステムではお客さんに歌声は届きませんでした。ギタリストが演奏中にアーミングするとチューニングが狂いました。大規模PAシステム、フロイド・ローズユニットの登場、そして映像システムなどのハード面での技術改革によってドームクラスのライヴでも高品質の音質とデジタル映像を楽しむことができるようになり、それにあわせて演奏技術も飛躍的に向上しました。
一方、演劇の場合、照明や音響によるサポートがあるにしても結局は、役者さんの体と声。これが一番大切なものだと思っています。WAR3のメンバーはそれを見せつけてくれます。立ち姿、視線、首筋に光る汗、頬を伝う涙。この劇団だけが、このメンバーだからできること、そう思います。さよならするのは辛くとも、ずっとずっとよい思い出として残ります。
【熊谷さんへ】
観劇2作目でお別れとなりました。WAR3で髪をおろすシーン、まだはっきりと目に浮かびます。やはり貴女はてっぺんに立つひと、メンバーをてっぺんへ引きずりあげ、押し上げるひと。今、巣立っていく貴女におくる言葉、月並みですが、ご卒業おめでとうございます。楽しい時間をありがとうございました。
そして【2011年組のみなさまへ】
初めてのお客さんはどうでしたか、舞台は楽しめましたか?自分が楽しめなかったらお客さんだって楽しめません。いろいろ感じることあったと思います。次回、大きく、とっても大きく成長、いや化けていることを期待します。楽しみにしていますね。
今回、評価していません、たぶんこれからも評価できない気がします。なぜって、なんだかんだあっても、私にとって最高の劇団だからです。
満足度★★★
チケプレ有難うございました
面白そうな舞台だなと思った時は、既に販売完了でした。ラストチャンスのチケプレが当たり、昨日観劇させていただきました。主演の平澤さん、とても素敵な女優さんでした。残念だったのは、早口の部分が聞き取りにくい方が何人かいたことです。一列目は聞き取りにくいとのご意見もありましたが、ちゃんと聞き取れる人もいるので、やはり滑舌の問題なのではないかと思います。男優が心細いのがこの劇団の弱みでしようか。来年の幕末純情伝は大いに期待していますが、男優の大幅強化が必要ですね。
待っていた
そう、ずっと。日付が変わってしまいましたが、昨日は8/6、66回目の「広島・原爆の日」。むかしむかしの今日8/7、私は平和記念公園にいました。もうすぐ8/15。そんな想いは少ししまっておいて、初めてのウッディシアターに足を運びます。おっとお祭りですね、多くの方が通りを歩いていらっしゃいます。お囃子の音も高く、粋な着こなしの男女、子供さんも楽しそうです。さて、最初から2回はみる、と決めたのはこの劇団だから。「WAR3」でみた流れる、いえ吹き出る汗はまだはっきりと思い出せます。今回、大幅にメンバーが変更になったことは最近知りました。引き続きで4人、猛烈なテンション。これに初舞台のメンバーと新しい劇場。正直なところ、最前列では聞き取りにくいところがありました。千本桜ではそのようなことはありませんでした。声が舞台から客席にだけ向くのではなく、あらゆる方向に散ってゆくようでした。似たようなことは吉祥寺シアターでも感じます。直接、耳に届くような会場こそがEOEにあっているのではないかとも感じました。ひとまずここまで。今日もまた行きます