ミス・ユウ ~不在~ 公演情報 ミス・ユウ ~不在~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.7
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★

    感想。
    18;00~の回を観劇。
    お芝居全体がたんたんと進む感じ。
    演劇と言うより、朗読劇の様な雰囲気だなぁーと感じる。
    (あくまで雰囲気・空気感)
    コメディ的な要素はあまり感じなかった。
    ファンタジー要素は、しっかりあった。
    中村まり子さんらしい作品だなぁーという感想。
    中村さん主宰のパニックシアターらしい作品。
    それ故に「アルターエゴ」らしさというのが、わからなかった。
    (アルターエゴ、初見、故かもしれないが…)

  • 満足度★★★

    心温まるファンタジーコメディ
    というキャッチだったけれど、コメディ的な要素はあまりない。どちらかというと心の再生のような内容。しかしながら今回はあまりインパクトがなかった。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    それぞれの愛する人を失って心に闇を抱えた三人の女。しかしこの三人のうち、二人の女には彼女を愛し支えてくれる男が居た。そんな彼らが住む集合住宅に、ひょっこり現れた一人の旅人は彼らを癒す存在として扱われながら、三人の女たちは旅人に惹かれるようになってしまう。

    一方で二人の男は今まで支え愛してきた女たちから振られる形になってしまう。そうなると今までのうわべだけでも平穏な日常を送ってきた秩序やバランスが崩れ、人間関係が崩壊してしまうのだった。

    これを危惧した旅人はこの場所から出ていくことを決心する。そんな折、三人の女たちは、「いつまでも自分を甘やかして嘘の世界に逃げ込んでいた。まわりの優しさに甘えて利用していた。大人になれなかった自分から脱皮して本当の自分を取り戻したい。」と気づくのであった。

    これらの物語に天使になりきれない不思議な白い猫を絡ませ、ファンタジーっぽく構成させていたが、全体的な構図は心の闇をどうやって解放していくかに焦点される物語だと思う。結果的に旅人は出ていって(逃げて)しまうのだから、案外、短絡的なのだ。

    旅人が人間を癒す存在にも関わらず、女たちはその旅人に精神的に寄りかかり甘え、挙句に特別な好意をもってしまうところは旅人の善意の行為を利用した女たちの愚かさなのだが、こういった構図は精神科医と患者の構図に似ており、むしろ女たちの愚鈍さを強調したような作品だった。

    舞台とはあくまでも虚構の世界のことなのだが、現実の人間は生きてる限り、どこかしら傷つき闇を持ちながらも、そこに触れないように、うわべだけは平穏に暮らしているのだと思う。それでも女が狂うほどに傷つくという光景にはちょっとした違和感を感じた。どちらかというと精神的に病むのは男性のほうが多い。女性は儚そうにみえても逞しいのだ。女だから言えることだが・・笑
  • 満足度★★

    独創性が感じられず
    見ながら1980年前後の映画「家族の肖像」や「チャンス」などのストーリーや登場人物が頭に浮かび、独創性が感じられなかった。猫は谷崎か?

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