ピグマリオン 公演情報 ピグマリオン」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.2
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★

    若かった
    主演の市川くん、初舞台だったそうですがいきなり難易度の高い役でしたね。
    教授という設定でしたが、どうしても貴族の坊ちゃんにしか見えませんでした。でもストーリーを考えるとそれで正解だったのかも。
    ただあと場数をこなしたあと二年後くらいに観たかったです。

  • 教授と呼ぶには若過ぎるような・・
    ヒギンズがとにかく若く見えてしまい、もう少し貫禄のある方が演じて欲しかった。

    ネタバレBOX

    発音矯正の場面がなかったけど、そこって結構大事なシーンなのでは・・?
    イライザとヒギンズの好意の関係が簡略化されすぎてたような気がし、
    ヒギンズの最後の場面の嘆き方も幼く見えてしまった。
  • 満足度★★★★

    聴き取り辛れぇ~
    皆さん書かれているとおりで,主役の市川知宏の滑舌の悪さ,舞台はまだまだ無理だったですね。でも,それ以外では十分楽しめました。わきを固めた役者さんの演技には満足。台風で大雨になるかもしれない中を観に行っただけの価値はありました。

  • 満足度★★

    主役が残念
    イギリスの言語学者が下流階級の女性を上流階級の人であるように仕立て上げ、感情のすれ違いが起こるビターなシンデレラ・ストーリーでした。
    この戯曲を基にして作られたミュージカルの名作『マイ・フェア・レディ』と比較すると(オードリー・ヘップバーン主演の映画版しか見たことがありませんが)、クオリティに疑問が残る公演でした。

    具象的な舞台美術やしっかりと作り込まれた衣装が美しい、奇をてらわないオーソドックスな演出の会話劇でしたが、物語の中に織り込まれた階級制度や女性蔑視に対する視点をもう少し強調した方が立体感のある作品になったと思います。
    転換時に流れるビートルズの曲は下流階級から上流階級へというストーリーに合致したコノテーションとして機能していて、巧い演出だと思いました。

    主演の市川知宏さんは噛むことが多く、滑舌も良くなくて文節毎にクシャクシャと早口に喋っては間を空ける台詞回しが聞いていて不快でした。普通の若者の役ならまだしも、今回演じたヒギンズ教授は言語学の音声学における天才という設定なので、全然説得力がありませんでした。普段はもっと毅然としたイギリス紳士らしさがないと、最後の台詞も活きてこないと思います。せっかく他の役者達は充実した演技をしていたのに、そのアンサンブルを壊してしまっていて残念でした。
    イライザを演じた高野志穂さんは粗野な花売り娘からエレガントな貴婦人に変化していく様を上手く演じていていました。華やかな世界の中で不安を感じている様子が表情や立ち振る舞いに丁寧に表現されていました。
    浦嶋りんこさん、尾藤イサオさんのアカペラ独唱が見事でした。

  • 満足度★★★

    見事な美術と衣装と脇役
    の方々でしたが・・・・・。ヒギンズ役が発音の矯正が必要。これは何かのギャグなのか?と思ってしまいました。もう一つ、脇役の俳優さんも含めてですが、皆さん全然イギリス紳士という感じがしなかった。一つにはイギリスの男が好んでやる、背筋をピンと伸ばして皮肉そうに笑いながら上から目線で喋る、というスタイルを取らなかったせいだと思いますが・・・・・。イギリスの男は現代だってこれやりますよ?まして階級制度の厳しかった頃のお話、やってほしかったなぁ・・・。そうすればイライザの父親役との対比がもっと鮮明で面白かったと思います。

    ネタバレBOX

    う~ん、あと一人か二人、キャラクターのある役柄(例えばヒギンズの気取りかえったお母さんとか、上流階級然とした友人とか)がいればこの劇もっと面白くなりそうな気がする。美術や衣装の華やかさの割りになんだか寂しい感じのする劇でした。会場の大きさと立派さがあるだけに、この人数でマネージするの、ちょっと厳しい感じでしたね。
  • 満足度★★★★

    ヒギンズ若い
    映画マイフェアレディのイメージだとヒギンズはもっと年寄りかと思いこんでました。 関係ないですが映画の「マネキン」はピグマリオンをぱくったんだろうか。マネキンに恋した男と人間になったそのマネキンの話です。

  • 満足度★★★★

    色々ひっくるめて素晴らしかったです
    「マイ・フェア・レディ」もジョージ・バーナードショーも読んだことがありませんが、とても楽しめました。

    初舞台19歳の市川ヒギンズ君。最初どうなることかとハラハラしていましたが、気付いたら中盤以降、話が本当に面白くなってきてて、あまり気にならなくなり、最後にはちゃんと伝わっていました。台詞にしてない時の、彼の視線やさりげない仕草にグッとくるものもあり。確かに魂がこもっていた。

    若い主演を支えるキャスティングの妙と、とにかく作品構築力が凄い。
    どうしても、違う時代の違う国の話なので、とっかかりは難しいのですが、次第に、そのあたりの垣根がとれていくというか、物語が自然に、私たちが知り得ている世界に調和されていく感じがしました。イギリスなのに日本のような、1世紀も前の話なのに今のような・・・不思議な感覚で魅入ってしまいました。

    また、音楽の使い方が、とても素敵で印象的でした。舞台美術も、特に色調が劇場のつくりにしっくりきてましたし。色々といい雰囲気。一言でいうと、センスがとてもよい舞台。

    それにしても、脚本力と演出力が素晴らしいなー

    ネタバレBOX

    ヒギンズの、
    「タイミングが分からないんだ」の台詞に泣きそうでした。
    そして、
    ミュージシャンの生歌は、本当にお得感がいっぱいですね。
    満足
  • 満足度★★★

    BGMがビートルズ!
    頻繁でないところが品よく、面白い使い方だった。尾藤イサオが賛美歌をちょっと、浦島りんこが「Amazing Grace」をちょこっと素晴らしく、ごちそう的に歌った。(もっと聞きたかった) と、いうわけで素晴らしい脇役に囲まれた主役のヒギンズがとてもひどい。舞台での発声もできていない。まだ初日から一週間もたっていないのにもうのどがやられている。持つだろうか?確かにヒギンズは引きこもりがちなボンボンで、いい年をしてママに構ってもらえなかった~と駄々をこねている大人になれていない男ではあるが、社会的地位もあるイギリス男としては、それを初めから表面に出してはいけない。彼の演じたヒギンズはただの引きこもり男。星はわきを固めたベテラン俳優の方々と音楽に。

  • 満足度★★★★

    演劇!って作品でした。
    アフタートークショー付の回に観劇。
    映画で一度みて、「マイフェアレディ」は未見でしたが、予習しておいたので作品が楽しく見ることができました。

    ヒギンズを演じる市川君は以前ドラマで拝見していましたがお世辞にも演技が上手、という印象はうけませんでしたがこの作品でみてとてもたくさんの量の長台詞。歴代ベテランの方々が演じてきたヒギンズをどう演じるかたのしみでしたが、彼なりのヒギンズができあがっていたように感じられました。

    初舞台、でこのセリフ量、そして主演と色々とプレッシャーはあったと思いますがとても素敵でした。 

    セットの作り込みも綺麗で、舞台から目が離せませんでした。

    ミュージカルとはちょっと違う作りのようですが、【演劇】だなぁ。という印象を受けた作品でした。

    リピーター割引チケットがあったので一枚購入しました。

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