キャッシュ☆オン☆デリバリー~Cash on Delivery~ 公演情報 キャッシュ☆オン☆デリバリー~Cash on Delivery~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★★

    よかったです★
    いいコメディーでした。よく考えられていたし。時間が短く感じました。

  • 満足度★★★★

    大健闘!
    「観たい」にも書いたが、この戯曲、あかぺら倶楽部で昨年の夏、「誰がために金は成・・・ル」という題名で上演されたのを観ている。
    レイとマイケルが親子ということで、「笑いのDNA」というタイトルで感想をまとめた。奇しくもあかぺら倶楽部は創立20周年、ファルスシアターは創立10周年の記念公演にこの作品を選んだ。ファルスはあかぺらのちょうど半分のキャリアだが、ともにレイ・クーニー、マイケル・クーニーらに代表されるシチュエーションコメディーを中心に上演していて、先輩・後輩のような劇団だなぁと思って観ている。
    ファルスは劇団員が若いだけに配役に苦労があると思うが、今回は大健闘だったと思う。
    神谷はつき、堀米忍の看板女優2人がスタッフに回り、女優陣に客演者を迎え、配役にも工夫したようだ。
    大いに笑って楽しんだが、劇団員は中年でも若い女性が中心観客層のあかぺら倶楽部のような場内大爆笑といった感じにはならず、反応が鈍い。
    こちらはいわゆる小劇場劇団の観客層が来ていたようで、微妙に違うのだろうか。
    あまり笑うと悪目立ちしそうで何だか気兼ねしてしまった。
    若手ながら頑張っているので、シチュコメファンにはぜひ観ていただきたい劇団だ。

    ネタバレBOX

    前回の時、詳しくストーリーを説明しながら感想を書いたので、今回は省かせていただく。
    主役のエリック・スワンの白土裕也は童顔で、いつも若さがネックになるが、今回はまずまずの好演だった。
    相棒役のノーマン・バセットはWキャストで、私が観た回は客演の塩原俊之。塩原は身長も高く顔だちも外国コメディーには適した俳優だと思うが、演技にぎこちなさがみえ、若さが出た。あかぺらではベテランの大西健晴が完璧に演じていただけに、正直見劣りがした。だが、後半になって、いい感じになってきたので場数を踏んでほしいと思う。
    チャップマン先生の矢吹ジャンプ(こちらもWキャスト)は、安心して観ていられる。この人はシチュコメを演じるために生まれてきたような俳優だと思う。
    今回、特によいと思ったのはジョージおじさんの七樹禄と、ミスター・フォーブライトの仙石智彬(Wキャスト)。
    ジョージおじさんはあかぺらの時より色濃く印象に残り、いかにもお調子者の面白いおじさんで楽しめた。
    フォーブライトはあかぺらでは青年役で演じたが、こちらは初老の紳士で、仙石は若いのにちゃんとそれらしく見え、藤村俊二のような品のある可笑しみがあってとてもよかった。
    クーパー課長(大滝静香)は、あかぺら版とセリフはまったく同じなのに、あかぺら版ではエリックへの疑いが感じられて説得力があったが、今回はそこが弱い。
    ジェンキンズ調査員(前村圭亮)もこの役らしく、この人を見るといつもホンジャカマカの石塚さんを思い出すのだが、巨体をフルに動かして熱演していた。
    避雷針に落雷し、爆発状態でフラフラになって登場する場面、あかぺらでは大爆笑が起きたが、今回はなぜか笑いが少なかった。
    あかぺら版では、屋根に上る場面も屋根で実際に演技し、客が大笑いしていたが、今回の上演では、屋根の場面は声のみ。そのあたりが落雷後のリアクションの違いかもしれない。
    今回も壊れた洗濯機が出てきたが、活躍は控えめに見えた。あかぺら版では客席から「ワー!」という歓声が上がったが。
    ファルスシアターも、次の10年目指して、続けてほしいと思う。
  • 満足度★★★★

    定番でベタで鉄板でした(^^)
    ここまで見事に、とことんまでやられるともうお腹いっぱいデス。
    上手に出のタイミングや、
    キャストの演技などが千秋楽ということもあいまって。
    こなれていたように感じました。
    なっかなっかベタな笑いは活力になるもんだなぁと感じさせる2時間でした。

    ネタバレBOX

    オチの課長さんの判断で収集つけたけど、
    もう少し、はなから主人公怪しくにらんでて。
    「ふむ、辻褄は何とか合わせてあるな。」とか、
    「あとは強運かな」とか、思わせぶりな台詞でも入れて。
    主人公の書類作成とか、
    その場しのぎの取り繕い方の能力の高さを認めるような感じに出来れば、
    ラストの再就職も説得力はUPしたでしょうな。
    これしないと、ホントとってつけたような棚ボタの落ちで。
    インパクトが弱く感じますよねー。
  • 満足度★★★★

    満足
    まさにコメディの王道。笑いの連続攻撃といった感じで、全く飽きさせません。いやー満足です。オチはドリフのコントみたい。

  • 満足度★★★★

    たくまざるおかしさ
    という言葉があるけれど、これはもう、きっちりと計算された、巧みにたくまれたおかしさ。いやぁ、喜劇って面白いものだなぁ、と実感!今までこれほど本格的な喜劇を見たことがなかったので、大笑いしつつ喜劇の持つ力に感動しました。
    全編うそと勘違いの応酬なのですが、キャラクターがきっちりと確立しているせいで混乱することも無く、「おもろうて、やがて哀しき・・・・」の日本風に流れることも無く、最後まで理論的に、とことんうそを重ねる主人公の姿は喜劇の本質を見る思いでした。そうそう、イギリスの洗濯機って、イタリア製が多く、ほんと、壊れやすいんですよ~。また中央の濃い色のソファカバー、玄関入ってすぐの階段もイギリスによくある構造で、よく研究された美術だなと感心しました。

  • 満足度★★★★

    面白い
    全編に原作の雰囲気を持たせつつ、オリジナリティもちょっと盛り込んだコメディで、2時間の舞台が、まったく時間の経過を忘れるほど面白かった。

  • 満足度★★★★

    やはりクーニーは面白い!
    いつもながらのその場しのぎの嘘とごまかし。笑って観ていましたが、エリックがやっているのはとんでもないこと、今度こそは万事休すかと思いました。が…。

    ネタバレBOX

    社会保障の不正受給が分かった段階で、どんなハッピーエンドが待っているのだろう、どう考えても無理だろうなと思っていました。

    医療品サンプル?の横流しが女装趣味に間違われたり、それを使って女主人になりすまそうとしたり、小道具が有効に使われますね。

    死体騒動はあっても死人無し、いつものお約束。

    そして、まさかの結末。正直に白状して、さあ収監かと思いきや、何と不正受給Gメンにスカウトされるとは!

    司法取引のあることが前提になっているのかは知りませんが、こんな形でハッピーエンドになろうとは想像もしていませんでした。

    サリー役のスレンダーな宮ヶ原千絵さん、可愛かったです!!

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