ユメノナカノウツツノナカノユメ 公演情報 ユメノナカノウツツノナカノユメ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★

    不思議な笑い
    不思議な笑いでした。
    剣持さんは面白くていいですね。
    だるま座の魅力にはまりつつあります。

  • 満足度★★★

    観劇
    前回同様面白い話でした。 やっぱりスクリーン+映像はよけいな気がしますが。

  • 満足度★★★

    B組観た、A組も観る
    役者さんの苦労が忍ばれるような舞台でした、「不思議な笑いの世界」には誘ってもらえずちょっと残念。最後のスライド投影で謎解きされると、観ていた時間は何だった?って思えちゃう。思うに、作・演出を一人でこなすのではなく演出を他者に委ねればもっと膨らみがでたと思うのですが・・・本は良く書けていると思いますよ。
    だから、A組も観ないとね。

  • 満足度★★★★

    初心忘るべからず!
    決意表明は分かるのですが…。

    ネタバレBOX

    役者を続けることに迷いが生じた青年が、夢の中で自分の色々な面を振り返り、やはり役者が天職だと確信し、気持ちも新たに頑張ろうという話。

    題名の最後のユメは希望のことなんですね。

    初めに密室に5人いて名前は全員が佐々木ユウキ。それぞれは、彼女に子供ができて役者をやめて彼女のお父さんの不動産業を手伝おうかと考えている「おっさん」、役者をしている「青年」、思考能力はあるが先読みしてしまう「めがね」、シンガーソングライターをしているが限界を感じている「女子」、レンジャー戦士や漫画家になりたかったけどすぐに諦めた「少年風」の5人です。

    途中でサバイバルゲームが2回行われたので、精子の勝ち抜き合戦的な話かなと思いましたが、お芝居を書く面にも才能がある自分がいて、つい劇中劇を作ってしまったということでした。

    5人は全て夢の中に登場した自分でした。レンジャー戦士や漫画家になりたかった頃があったり、シンガーソングライターをしていたこともあったり、そして今は役者ですが将来の展望が見えずこのままでいいのか悩んでいます。5人の中で本当の自分、即ち今の自分は青年で、4人からの助言、即ち過去の経験を踏まえて役者を続ける決心をするという話です。

    となると、「おっさん」はいったい何でしょう?!

    過去の自分だとしたら少なくとも歳は青年以上ではまずいんじゃないかと思いました。夢だから未来の自分が登場しても構わないとしても、もう一つ、役者として成功を収めた剣持さんがこの役を演じているのを見ると、私は「青年よ安心しなさい、少なくとも47歳までは役者をやっていけますよ。テレビにも出られますよ。」と言いたくなってしまいました。

    色々な劇団で役者を続けるべきか悩むお芝居を観ますが、それを演じるのは本当に悩んでいる30歳前後の作家さんや役者さんたちです。成功した役者さんがやってもなぁという気がしてしまいます。

    だるま座の看板役者を外すわけにはいかないのかもしれませんが、もし若手だけで演じたら、そうしたら「おっさん」というあだ名は変えなければなりませんが、もっと気持ちが伝わる話になったのではないでしょうか。

    説明係の説明は大人の事情があるとして、映像は着替え時間のために必要だったのかとは思いますが、人生の選択肢のようなものを掲げた文章は要らないように思えました。
  • 満足度★★★

    Aバージョンを観た
    Aバージョンを観たのは剣持が出演されてたから。彼ほど人間臭いおっさんキャラは居ない。まあ、どこからどーみてもおっさんなのだが・・。彼が吐く自虐ネタはアドリブなのかセリフなのかよく解らないが切羽詰まったものがあり、そこがまた人間らしさを強調していた。剣持のジャージの穿き方はあれでいいのか・・?笑

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    閉鎖された空間に閉じ込められた見ず知らずの5人。彼らはなぜこんなところに拉致されたのかも解らない。解っているのは彼ら全員が佐々木ゆうきという名前だったこと。突如現れる3人の黒崎。しかし彼らは3人で一人の黒崎だという。そして黒崎はゲームと称する生死を掛けた殺人ゲームを用意する。

    5人の佐々木はゲームのシュミレーションを試み、全員が疑心暗鬼になり葛藤する。ゲームの合間に5人の佐々木らが将来の夢や希望やなりたかったものについての告白タイムが設けられるが、彼らは一様に役者としての現況を熱く語る。たぶんこの告白は全ての役者が思っていることではないだろうか?大抵の役者は結婚を機に人生を再考せざるを得ないのだ。

    やがて5人の佐々木は同じ記憶を共有する、ベースとなっている一人の青年だということが解る。他の4人の人格は客観的に佐々木を見つめるもうひとりの佐々木だ。彼らはゲームを繰り返しながら5人の人格を出し入れし、己の葛藤を繰り返しながら自分の意志や考えをまとめて新境地へと進んでいくのだが、割とこういった物語は多い。だから舞台そのものに斬新さはないが、役者としての苦悩や現況を素直に表現した部分で共感を得る観客は多いと思う。

    殺人ゲームの割に緊迫感が足りないのはどうしてだろうか?音響や照明のせいなのだろうか?殺人ゲームは芝居でよく観るがどのホラーな展開にも音響と証明が大活躍している。そういった場面での演出が足りなかったように思う。だからなんとーなく緩い演劇娯楽の範疇を越えなかった。この部分がひじょうに残念だった。

    相変わらずスタッフワークは最高!
  • 満足度★★★★

    Bバージョン
    一部、ダブルキャストでした。
    密室サスペンスのようなパラレルワールドの様なコメディー。どうしてなんだろう?の謎が明らかになるようで、深まっていく。何層かの構造になっているが難しくなく、ヒントも各所にあり、ラストは明るい光が見える良作でした。自虐ネタのような、公演裏話的な解りやすい可笑しさです。

    ネタバレBOX

    目が覚めたら、知らない人間5人(子供、青年二人、女、中年男)で、密室に閉じ込められている。
    なんとかしようと、手掛かりを探すが、謎が深まる。
    閉じ込めた犯人の様な者が出てきて、生き残る為に、5人に戦いを命令するのだが、戦い方法は、じゃんけん!と、ゆる~い♪けど、生き残る為に、狂気が滲みだす。
    皆で生き残る為の知恵が、裏切りになったと思いきや、突然死んでしまったり、死んだふりで生きていたりと、戦いが深まる。

    その謎は、なるほどね~、確かに、誰もがバトルだったりするな~と思いました。
    そして、明るい光が見えるラストが、良かったです。

    夢が見せた現実(ウツツ)の中の夢、どうにもならない苦しさが足枷になったりするが、夢があるから頑張れたり、充実感もあるのだと、思いました。

    Bバージョン初日だったので序盤堅かった。狂気が滲み出る頃から、良くなってきたが、もっと緊迫感や狂気が強い方が、意外性や喜びも、深まるのでは?と思うが、不思議な笑いの世界だから、良いのかな?

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